要請番号(JL04525B10)

・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
フブスグル県保健局
3)任地( フブスグル県ムルン市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 10.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フブスグル県保健局は1921年に設立され、現在は保健行政、医療サービス、公衆衛生センター、監査検査の4部門、42名の職員で構成されている。県内には154以上の公立・民間医療機関があり、、約137,000人の住民に対して公衆衛生および医療サービスの政策立案、監督、技術的指導を行っている。地域の健康課題に対応するため、保健政策の策定、医療機関への技術支援、住民への健康教育、他部門や国際機関との連携などを通じて、包括的な保健医療体制の構築を進めている。年間予算は約15億MNT(約6,000万円)。これまでに協力隊の受け入れ経験はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フブスグル県では、感染症および非感染性疾患による死亡率が高く、平均寿命も全国平均を下回っており、男女間の寿命格差も顕著である。これらの背景には、住民の健康教育の不足、健康的な生活習慣の未定着、栄養・運動への理解不足が挙げられる。これらの課題に対応するため、地域住民に対して正しい健康情報の提供、健康的な生活習慣の普及、食事指導や運動指導など、住民の健康意識を高めることが求められている。公衆衛生について日本の手法や事例を紹介しながら、地域保健の質的向上を図ることが期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.同僚とともに医療機関を巡回し、地域住民および医療従事者を対象に、健康的な生活習慣の普及を目的とした活動を行う。
2.生活習慣病予防、感染症対策などに関する研修の企画・実施。
3.地域住民や医療従事者に対するメンタルヘルスや運動についての助言、指導。
4.医療施設職員への日本語教育(日常会話レベル)を実施。
5.その他、配属先が必要とするサポートを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、机、椅子、パソコン、インターネット環境等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・50代男性(局長、医師)
・40代女性(公衆衛生センター所長、経験約15年)
活動対象者:
公衆衛生センター職員12名、県内の地域住民137,000名
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(保健師)
(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
[参考情報]:
・公衆衛生分野の知識があること
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・11月から3月にかけて、平均気温は氷点下となり寒さが非常に厳しい。