2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04525B12)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
H103 歯科衛生士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

オルホン県保健局

3)任地( オルホン県エルデネト市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

オルホン県保健局は、1975年に設立され、国が策定した保健政策を地域で実施・調整・監督する役割を担っている。住民の健康保護・増進を目的に、公衆衛生・医療サービス・医薬品供給に関する目標や戦略を策定、地域の保健ニーズを分析することにより、住民へのサービスの最適化を図るとともに、国と地方予算や健康保険基金を活用し、160以上の医療機関に対して指導・支援を行っている。組織は5部門で構成され、職員は31名、うち、隊員の同僚となる予定の社会公衆衛生課には10名が所属している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴルでは国民の約80~90%が虫歯および歯に疾患を抱えているとされており、オルホン県においても住民の口腔保健に関する知識や予防意識が十分に浸透しておらず、予防教育が急務である。特に地方では、正しい口腔ケアの普及が課題となっているが、保健局に在籍している歯科衛生士は1名で、人材が不足しており、住民への十分な指導ができない状態である。さらに、地域の社会的弱者へのアプローチや健康教育などの啓発活動にも課題があり、保健師的な視点からの支援も求められている。同僚との協働を通して、歯科衛生士が保健師的な役割も一部担いながら、地域全体の予防意識の向上と保健活動の強化に貢献することが期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.幼稚園児から一般住民にまで、地域の人々に歯磨き指導や食生活へのアドバイスなどの口腔衛生指導を行う。
2.社会的弱者や健康リスクの高い住民層に対して、地域の医療従事者等と連携しながら、口腔衛生を中心に健康的な生活習慣についての指導を行う。
3.医療従事者等に口腔衛生を中心とした公衆衛生について、日本の事例を紹介しながら助言や研修を実施する。
4.職員や地域の医療従事者、ソーシャルワーカーらと連携し、住民参加型の健康づくりやチーム医療体制づくりについてのアドバイスを行う。
5.その他、配属先が必要とするサポートを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、机、椅子、パソコン、プリンター

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:(ほとんどが医療保健関係資格保有者)
・40代女性(局長、内科医)
・40代女性(感染症専門職、経験27年)、40代女性(精神保健支援担当)、30代男性、20代女性、(歯科衛生士)
活動対象者:地域の歯科疾患者1,140名

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(歯科衛生士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

[参考情報]:

 ・公衆衛生分野の知識があると有利

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・11月から3月にかけて、平均気温は氷点下となり寒さが非常に厳しい。