2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04525B13)

国名
モンゴル
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

家族・労働・社会保障省

2)配属機関名(日本語)

オルホン県子供家族開発保護局

3)任地( オルホン県エルデネト市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

オルホン県子供家族開発保護局は、2006年に設立され、子どもの保護と家族の支援サービスの提供を目的に活動しており、リスクのある環境に置かれた子どもを発見・保護し、保護者への相談・研修等を実施している。地域の子ども保護体制の強化や関係機関との連携向上にも取り組んでおり、保護者や教員、ソーシャルワーカーへの研修を通じて、地域の子ども保護体制の強化を図っている。また、子どもの創造性を育む芸術・音楽活動や、文化交流、語学支援など多角的なアプローチを通じて、子どもと家庭の包括的支援を目指している。職員数は52名、年間予算は4億MNT(約1,600万円)。青少年活動の協力隊受け入れ実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当局は、2016~2018年に青少年活動の協力隊を受け入れ、人権やいじめに関するセミナー、日本文化の紹介を通して、子どもの支援分野で協働したことで、地域の子供たちの異文化理解や文化交流の促進だけでなく、組織の運営能力も強化された経験がある。現在、地域の子ども保護体制の強化と、専門的な支援の充実が求められており、今後3年間では、離婚率の上昇など社会的背景を踏まえ、「すべての愛情を家族に」という大規模プロジェクトを展開し、人口約10万6千人を対象に家族関係に関する研修を実施予定である。ここで再び協力隊と連携することにより、職員への研修や地域活動の質の向上が改めて見込まれ、隊員活動が地域の家庭の健全な育成に貢献することが期待されています。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.日本で実践されている子ども保護・発達支援の効果的な方法を地域の状況に合わせて導入・普及する。
2.保護者、教師、ソーシャルワーカー向けに、子どもとの関わり方やしつけに関する研修を実施する。
3.アート、クラフト、音楽などのプログラムを企画・実施し、子どもの創造力や才能を育む。
4.モンゴルと日本の文化交流イベントを企画・実施し、異文化理解を通して地域の子ども・家庭の健全な育成支援活動を行う。
5.その他、配属先が必要とするサポートを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、机、椅子、パソコン、プリンター、インターネット環境、プロジェクター・スクリーン、文房具等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・30代女性(局長)
・50代女性(子どもの権利・保護担当 上級専門官、経験約22年)
活動対象者:
配属先職員約52名、地域住民約106,000名(うち、子どもは39,000名)

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:配属先の希望による

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

[汎用経験]:

 ・青少年を対象とした活動経験(2年以上)

 ・困難を抱える青少年との活動経験(2年以上)

[参考情報]:

 ・ソーシャルワーカーの知見があると有利

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・11月から3月にかけて、平均気温は氷点下となり寒さが非常に厳しい。