要請番号(JL04525B14)
募集終了
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ウブルハンガイ県ポリテクニックカレッジ
3)任地( ウブルハンガイ県アルバイヘール市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1974年に設立されたポリテクニックカレッジ。主に16歳から45歳の学生に対し、農業、鉱物、建築、情報技術等6分野において計33のコースを提供している。基本的には3年制だが、それ以外に1.5年間の専門職業コースも実施している。全体の職員数は約130名(教員70名、スタッフ60名)で、学生数は約1,200名。隊員は管理・経理部門に配属され、温室園芸グループと造園・花き・緑化グループを対象として活動を行う予定(どちらも教員2名、研修担当スタッフ2名、学生約30名)。これまで協力隊の受入れ経験はないが、過去に米国平和部隊の隊員1名を受入れた経験がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の農牧業は労働人口の約3割が従事する基幹産業の一つ。しかし、農業分野では作付面積と収穫量は増加傾向であるものの、厳しい気候条件もあり国産野菜の生産・供給量はその需要に追い付いていない。国内で消費される約50%の野菜は輸入に依存しており、国内での野菜生産・供給増加のため、生産性の向上や栽培時期の延長が喫緊の課題となっている。配属先では、温室園芸や造園・花き栽培・緑化に関する授業を行っているが、花きの種類に関する知識、植え付け方法や技術、手入れ・管理の方法、装飾的なデザインやアレンジメントに関する知見の不足が課題となっており、こうした分野に知見のある隊員の派遣が期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.花き栽培に関するサポート(土壌管理、播種・育苗、害虫防除、温室での管理・手入れ、新たな品種の導入等)
2.花き栽培(上記内容)についての学生への実習指導のサポート
3.日本の花きのパッケージデザインやラッピングの事例紹介や新たなアイデアの提案
4.可能な範囲で、温室、屋外緑地、景観の整備と美化のサポート
5.その他、配属先が必要とするサポート(一例として、現在配属先で栽培されている野菜・果物の栽培や指導のサポート)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、PC、プリンター、インターネット、温室(夏用1棟、冬用1棟)、その他園芸に必要な器具。現在はジャガイモ、ビーツ、ニンジン、玉ねぎ、キャベツ、スイカ、トマト、キュウリ等の栽培を行っている。
4)配属先同僚及び活動対象者
校長:女性、50代
国際関係・広報担当職員:女性、20代
カリキュラムコーディネーター:女性、20代
造園、温室園芸担当(2名):女性、30~40代
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:同僚との兼ね合い
[学歴]:(大卒) 備考:高等教育機関での活動
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言も行う
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・11月から3月にかけて、平均気温は氷点下となり寒さが非常に厳しい。
