2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04525B19)

国名
モンゴル
職種コード 職種
B101 水質検査
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

都市計画・建設・住宅化省

2)配属機関名(日本語)

ウランバートル市水道公社

3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1959年に設立された水道公社。首都ウランバートルの上下水道を管理し、市内に安定的に水を供給し、排水された下水を処理する重要な役割を担っている。公社内にはエンジニア政策課、事業管理課、経済・財務課、総務課、供給・サービス課、法務・労働安全課に加えて水質検査ラボも備えられている。過去には、日本の支援による給水施設改善に関する調査、無償資金協力、専門家派遣等の協力実績がある。協力隊については、2006年から2011年にかけて2名の隊員(上水道、上下水道)の受入れ経験があり、現在は2025年度1次隊の上下水道隊員が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ウランバートル市の給水環境は、各戸給水のアパート地区と飲料水販売所(キオスク)で生活用水を購入するゲル地区に分かれている。同市では地方からの人口流入が継続して増加しており、JICAはこれまでに「ウランバートル市水供給計画」「ウランバートル市水供給改善計画」「ウランバートル市上下水セクター開発計画策定調査」等の協力を実施し。同市の上下水道サービスをサポートしてきた。こうした協力により設備機材の充実や人材育成も図られてきており、日本の協力に対する評価は高い。安定した衛生的な水の供給や下水処理を実施していくため、配属先からは水質検査ラボの業務をサポートできる協力隊の派遣が期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.日々実施されている水質検査のサポート(サンプル採取の同行等も含む)
2.日本の水質管理に関する技術や取組に関する事例の紹介や情報共有
3.その他、配属先が必要とするサポート
*スポーツ活動への参加など、隊員が業務面だけではなく幅広く関わることも期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

水質検査分析機材(ICP-OES、ICP-MS、GC-MS、IC、FIA、TOC)、電子顕微鏡(Olympus BX43/53/63)、プリンター、プロジェクター等。不慣れな機材は配属先がサポート。

4)配属先同僚及び活動対象者

ラボ責任者:男性、60代、経験30年以上
ラボスタッフ:約25名、経験は長いスタッフで25年程度
勤務時間:8:00-16:00(6/1-8/31は7:00-15:00)

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚との学歴水準に合わせる

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:検査業務を担当する

[参考情報]:

 ・水質管理に関する資格があると尚よい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・11月から3月にかけて、平均気温は氷点下となり寒さが非常に厳しい。首都では冬季の大気汚染が社会問題になっている。