要請番号(JL04821A14)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
王福祉事務局
2)配属機関名(日本語)
ブータン・アニマル・レスキュー・アンド・ケア
NGO
3)任地( ティンプー県ユシパン ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、ブータンが国家開発の指標として用いる「国民総幸福量(Gross National Happiness)」を推し進めるために、「動物総幸福量(Gross Animal Happiness)」という考え方を提唱し、ブータン国内でけがを負った動物(主に犬で、猿、牛・馬・ミュール等も稀にある)の救助・治療を行うと共に、アニマルアドボカシー(動物の権利擁護)や、野良犬の不妊手術プログラムを推進することを事業目的とした団体である。王室の意向により様々な福祉事業を展開する王福祉事業局の支援を得て活動を進めている。年間予算は約500万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、これまで獣医師と看護師(1名ずつ)が、病気やけがを負った動物の治療にあたってきたが、増え続ける動物治療のニーズに応えるために事業の拡大を図っており、今般、3名の新卒(畜産学専攻)を動物看護師として雇用した。動物の治療や犬の不妊手術に関する獣医学的支援のみならず、新たなスタッフへの診療技術のトレーニングは喫緊の課題であり、かかる状況下、同分野において経験の豊富なJICA海外協力隊の要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.配属先のセンターにて、病気やけがを負った動物(主に犬)の診療に関する助言、支援を行う。
2.野良犬の不妊手術に関する助言、支援を行う。
3.地域での野良犬の不妊手術プログラムを推進するために、必要な助言、支援を行う。
4.動物治療に関する手順書の作成を支援し、スタッフへの診療技術のトレーニングも実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
手術室(モニター有)、超音波器、酸素器、呼吸支援器、吸引器、焼灼器、パルスオキシメーター、動物救助用車両など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:獣医師、女性、50代、仏国籍
マネージャー、男性、50代、蘭国籍
動物看護師、男性、20代
動物看護師、新卒、女性、3名、20代
活動対象者:コミュニティの人々、大学生など
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(獣医師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)獣医学 備考:活動上、資格が必要となるため。
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:指導的な活動となるため。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)