2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04822A10)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
A203 交通安全
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

情報コミュニケーション省

2)配属機関名(日本語)

道路安全交通局

3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

道路安全交通局は、規則、ガイドライン、登録手続き等、車両に係る全ての業務を実施する機関としてを1997年に設立された。道路安全交通局は国内の道路・交通の規則・指針の開発を担う部局であり、車両登録、運転免許、道路税、排出物テストなどを行っている。交通管理課、交通開発課、規定取り締まり安全課の3つの課で構成されている。また、国内の5か所に地域事務所がある。年間予算約4千6百万円。配属先では、2011年から長期ボランティアの派遣実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

近年、ブータンでは年9%の割合で車両人口が増加している。首都ティンプーでは統計上、1世帯に2台車がある状況である。国内の自動車登録数は11万4千台で、公共交通機関の利用減少と自家用車の増加がみられる。
政府は、交通渋滞の緩和と持続可能な交通を優先事項として、ブータン持続可能都市交通システムプロジェクトを実施しており、第12次5か年計画において当局は車両衝突の削減を目標の一つとして掲げている。配属先では、車両増加による渋滞対策を大きな課題として抱えている。2011年から派遣されていたボランティアの活動が評価されており、専門的な助言を得るため、隊員が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. ティンプ―市の現在の道路構造、設計基準を再考して、安全性と環境面に配慮したルール作りとその改善策を助言する。
2. ティンプー市の渋滞調査を実施して、渋滞解消対策を提案する。特に運転手に注意喚起を促すための対策を助言する。
3. 交通事故の発生箇所の事故形態、原因等を分析して、事故防止のための対策を提案する。
4. その他、道路安全監査等、配属先の実施する活動を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務机、PC、インターネットアクセス、スピード計測器

4)配属先同僚及び活動対象者

部長 50代 環境管理修士、同僚エンジニア 40代 工学学士 経験20年、交通職員 20代 学術学士、車両調査員 40代 経験22年

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:査証取得のため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:専門的な助言が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・現地語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。