要請番号(JL04822B14)
募集終了


・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農林省
2)配属機関名(日本語)
農業機械化センター
3)任地( パロ県ボンデイ ) JICA事務所の所在地( ティンプー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は農業機械化の促進を目指して1983年に設立された。農業機械研究部門、農業機械認証部門、農業機械トレーニング部門から成り、スタッフ数は約50名である。東部タシガン県と南部サルパン県にサブセンターを有する。1980年代から10名以上のJCA海外協力隊員が派遣され活動を行ったが、コンピュータ技術職種での派遣はない。配属先では2014年から2018年までJICA技術協力プロジェクト「農業機械化強化プロジェクトフェーズ2」が実施された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属予定の研究部門は農業機械の開発を行っており、今後はIoTやAIを活用した農業機械などの開発が求められている。現在までにスマートフォンで操作可能なビニールハウスの自動灌水装置や害獣対策を目的としたセンサー付き案山子などの開発を行ったが、研究部門のスタッフは農業機械系のエンジニアが多く、開発はインターネット上の動画を参考に行っているのが現状である。将来的にはIoTやAIを活用したビニールハウス、灌漑システム、害獣対策や、ドローンを使った農業の実用化を目指しており、2023年からは大学と連携した開発も視野に入れているが、IoTやAIの知識(主にプログラミングやコーディング)を持つ隊員が派遣されることで上記農業機械などの開発が促進されることが期待され要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. プログラミングやコーディングを行い、農業機械などの開発、実用化を支援します。
2. プログラミングやコーディングを活用した農業機械などの維持管理ができるようマニュアル等を整備します。
3. 同僚に対してIoT、AI(主にプログラミングやコーディング)の知識や技術を共有します。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
GSMモジュール、ノードMCU、Wifiモジュール(ESP8266)、水分センサーなど
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚: 研究部門12名
- マネージャー (20代男性、メカニカルエンジニア)
- 研究開発者11名 (20代-40代男性、農業機械エンジニア等)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚への指導のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導のため
[参考情報]:
・プログラミング、コーディング等の経験は必須。
・農業の経験は必須ではない。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・2022年春募集で農業機械隊員(認証部門で活動予定)を募集している。
・現地語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。
・参考: JICA技プロ「農業機械化強化プロジェクトフェーズ2」 https://www.jica.go.jp/oda/project/1200147/index.html