2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04823A01)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ブータンオリンピック委員会

2)配属機関名(日本語)

ブータン柔道協会

3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ブータンオリンピック委員会(BOC)は1983年にスポーツの普及や振興、選手の育成を目的に設立された。2023年現在、15の連盟と12の協会がその傘下にある。当国における柔道は、2010年に首都ティンプーの私立学校のクラブ活動として始まり、2013年12月に正式にBOCの協会として認可された。BOCの年間予算は約2,175米ドル。現在は二段のブータン人指導者、元青年海外協力隊員(2018年派遣)、青年海外協力隊員(2021年派遣)の3名で指導に当たっている。日本大使館のブータン草の根無償資金協力による柔道場が2022年3月に完成した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の柔道は始まってから歴史が浅く、選手や指導者の柔道に関する知識や経験は十分とは言えない現状にある。2014年7月より柔道隊員が派遣されている。現在は新たに首都のもう一校(Zilnon Namgyelling Secondaly School)でも活動を行っており、今後さらに活動範囲を広げていく予定である。日々の練習実施に加え、国内・国際大会へ向けた強化練習実施、当国における柔道の普及・競技人口の拡大を目指した広報活動の積極的実施等を行っている。現在活動中の隊員を引き継ぐ形で、引き続き、当国の柔道普及へ向けた支援が求められ、後任が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

ボランティアは配属先同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.初心者から中級者に対して、基本的な技術の確認と指導を行う。
2.国際大会を視野に入れた選手の育成及び大会出場に向けた強化練習の実施する。
3.ブータン人指導者への助言を行う。
4.その他、協会の指示・依頼に基づく協会の運営・管理に関して支援をする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

柔道場、マット、柔道着、トレーニング機器

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
柔道協会会長(男性40代)
指導コーチ(男性50代、二段)
指導コーチ兼選手(男性20代、初段)

【活動対象者】
主に6~25歳/初心者~中級者/150名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(柔道三段)

[性別]:(男性) 備考:同僚の指導者が男性のため

[学歴]:(大卒) 備考:査証取得のため

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:コーチへの助言も求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・当国では多くの選手が体重60kg以下であるため、軽量級に特化した指導が可能である人材が求められる。
・現地語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。