2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04824A08)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
C105 バイオテクノロジー
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業畜産省

2)配属機関名(日本語)

国立種苗センター

3)任地( パロ県ボンデイ ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国立種苗センターはブータン全土に8つの農業施設を有しており、本部は国際空港のあるパロ県に位置する。配属先には28名のスタッフが勤務しており、うち3名が組織培養部門に在籍(2024年2月現在)。年間予算は約4,500万円。2022年よりJICA技術協力「温帯果樹振興プロジェクト」のサイトの一つとなっており、同プロジェクトのJICA専門家が隔週で在籍している。これまでにJICA海外協力隊3名(野菜栽培、病虫害対策等)の派遣実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

農業の持続的な発展のためには高品質な農作物の効率的生産が必要不可欠であるため、本センターでは組織培養技術を活かした種苗の生産、保存、篤農家への配布、および農業資材の開発と普及活動を行っている。加えて、農家から需要が高い農作物における種苗の組織培養を試みている。しかしながら、専門知識を持つ担当職員が退職したことで、カビや雑菌の混入事例が頻発するなど組織培養による種苗生産が困難になってきている。この様な背景から、センターの組織培養技術向上および同僚への技術指導を図るべく、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.農作物の組織培養技術向上と定着をサポートする。
(主にイチゴ、バナナ、ジャガイモ、ブラックカルダモン)
2.農作物の組織培養プロトコルを同僚と共に作成する。
3.組織培養実験で使用する機器の使用方法や適切な管理方法を教える。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

実験室、顕微鏡、インキュベーター、オートクレーブ、ラミナーフローキャビネット、ガラス器具、事務用品など

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
センター長(50代、男性)
組織培養部門 3名(30代、男性2名、女性1名)

活動対象者:
上記、組織培養部門のスタッフ

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:同僚の学歴水準に合わせるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導的な活動となるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・現地語(ゾンカ語)については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。