2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04824B06)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
B331 都市計画
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

インフラ・運輸省

2)配属機関名(日本語)

定住局 空間・戦略計画課

3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

インフラ・運輸省は、ブータンのインフラ部門を所管する省庁で、地上運輸局、空輸局、定住局、インフラ開発局の4つの部局がある。このうち定住局は、土地利用計画の策定や、都市開発のための調査、人間居住にかかる規定やガイドラインの作成などを担当しており、職員数は75名、年間予算は約14億円である。①地理情報・物流課、②空間・戦略計画課、③インフラ計画・洪水対策課、④住宅・都市問題課、⑤持続可能で強靭な建築課の5つの課に分かれており、配属先の空間・戦略計画課は、都市開発の課題に関する調査研究、土地利用計画の作成や見直しなどを担当している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の主な取り組みの1つに、首都ティンプーにおける低排出ガス輸送マスタープランがある。同計画には、ティンプー市内の車両用橋の建設 (デブシ、バベサ、ルンテンザンパの3ヵ所) や、ファーマーズマーケットの新設 (チャンザムト、タバの2ヵ所) などの計画が含まれている。また、助成金申請中のプロジェクトでは、ティンプーの主要幹線道路に沿ったバス優先レーンの設置やITS (Intelligent Transport Systems) の導入も提案されている。しかし、配属先にはこうした取り組みに対して十分な知見を持つエンジニアが不足していることから、特に道路を中心とした都市計画の経験をもつ人材が求められ、今回の要請となった。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先スタッフと協力しながら、下記の活動を行います。
1. 道路、歩道、橋などの交通機関の設計とコスト計算を行う。
2. アクセス性・効率性向上のため、公共交通機関のルート開発を支援する。
3. 地域計画 (Local Area Plans) 策定において、特に交通分野の技術的な助言を行う。
4. 可能な範囲で、配属先同僚にソフトウェアの使い方についての研修を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オフィススペース、執務机

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
課長: 男性 40代
カウンターパート: 女性 30代 経験7年
※インフラ設計課全体の人数は18名

【活動対象者】
同僚職員、エンジニア

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:A)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)理工系 備考:同僚の学歴水準に合わせるため

[経験]:(実務経験)10年以上 備考:実践力が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・現地語(ゾンカ語)については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。
インフラ・運輸省HP