要請番号(JL04825A11)
募集終了


・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
インフラ・運輸省
2)配属機関名(日本語)
ブータン建設運輸局 運輸規制課
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、規則、ガイドライン、登録手続き等、車両に係る全ての業務を実施する機関として1997年に設立された。2023年、省庁編成に伴い、道路安全交通局から現在の名称に変更された。当局は建設や道路交通の規則・指針の策定を担う部局であり、道路交通関係では主に、車両登録、運転免許、道路税、排出物テストなどを行っている。①運輸規制課、②建設規制課、③サービス・管理課の3つの課で構成されており、国内5か所に地域事務所が設置されている。2025年2月現在、職員数は168名。2011年~2014年にシニア海外協力隊(交通行政)が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブータンでは、自動車人口が年々増加している。現在、ブータン国内の自動車登録数は約12万3千台(2024年12月時点)で、首都ティンプーでは統計上、1世帯に2台車がある状況である。一方、ブータンの道路安全は、比較的交通量が少ないことを前提に整備されている。例えば、ブータンの交差点には信号機がなく、代わりにラウンドアバウトが設けられ、交通の流れをスムーズにし、衝突を最小限にする設計となっている。しかし、自動車の増加により、実態にそぐわなくなっている点も多い。配属先は、ティンプーの渋滞解消と交通事故の削減を目指しているものの、交通技術者が不足しており、専門的な助言を得るために、隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先スタッフと協力し、以下の活動を行う
1. ティンプー市の渋滞を調査し、渋滞解消対策を提案する。
2. 交通事故の発生箇所や事故形態、原因等を分析して、事故防止のための対策を提案する。
3. ティンプ―市の道路構造、設計基準を再考して、安全性と環境面に配慮したルール作りを助言する。
4. その他、道路安全監査等、配属先の実施する活動を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
スピード計測器、執務机、Wi-Fi
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
課長:男性 40代(修士(公共政策))
カウンターパート:女性 20代 (技術者)
※運輸規制課の職員数は計11名
【活動対象者】
運輸規制課の技術者10名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴水準に合わせるため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:専門的な助言が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・任地での生活使用言語は英語もしくはゾンカ語。ゾンカ語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。