要請番号(JL04825B02)
募集終了
| ・2026/1 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・スキル開発省
2)配属機関名(日本語)
ゲルポシン小中学校
3)任地( モンガル県ゲルポシン ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 16.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ブータン東部に位置するモンガル県にある幼稚園年長から高校1年生相当の児童・生徒、約480名が通う公立小中学校。教師・スタッフは合計で約55名、11学年で23クラス、一クラスは平均約20人。県都から車で約45分の小さな町にある学校で、学生寮はない。校長をはじめ教員も教科ごとにグループを作り課題研究に取り組むなど熱心で、放課後には生徒たちが科学・アート・音楽・体育・文化などクラブ活動に勤しんでいる。以前、美術を教えていたJICA海外協力隊(2015‐3次隊、小学校教育)の影響もあり、学校で生徒の描いた絵画の展示会を開いたり、海外の絵画コンクールに応募する生徒もおり、芸術活動には意欲的である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では美術(日本における図画・工作)の授業が週に1回、日本の幼稚園年長から小学校6年生相当まで実施されている。小学校教員が他の教科とともに担当しているが美術を専門に勉強した教員はいない。同校では主要教科だけでなく芸術にも力をいれたいと考えているが、美術教育を受けていない教員には生徒の能力を伸ばすような美術授業はできず、ただ線を引いたり、思い思いに絵を描く時間になってしまっている。美術室には長く使用されている共用の筆、絵具、パレット、クレヨンなどがあるが、限られた予算・材料の中で工夫した授業を実施し、生徒たちが美術の楽しさを知り、才能を伸ばして将来の可能性を広げてほしいと、隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 美術の授業を計画・担当する(週に20コマ程度担当する予定)。
2. 放課後16時以降に実施されるクラブ活動で、美術に関する指導を行う。
3. 絵画・写真の展示会等のイベント支援や、生徒が絵画コンクールに応募するサポートを行う。
4. 身近にあるものを利用した教材作成や、授業方法について紹介を行い、教員の技能向上に協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
美術室、クレヨン、鉛筆、絵具、筆、パレット、ハサミ
※美術授業には学年ごとに美術ノートあり
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
校長;50代女性
同僚;40代女性(小学校教員で現在美術も教えている)
【活動対象者】
幼稚園年長~小学校6年生相当の生徒約300名、16クラス
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(美術))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴水準に合わせるため
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:即戦力が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・教員免許は小学校教諭または中学校又は高等学校教諭(美術)のいずれかが必要。
・任地での生活使用言語は英語もしくは現地語(ゾンカ、シャショップ)。ゾンカ語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。
