2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04825B03)

国名
ブータン
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

王立ブータン大学

2)配属機関名(日本語)

王立ティンプー大学

3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2009年に設立された首都ティンプーにキャンパスを有する唯一の総合大学である。約2020人の学生と約300人の教員・スタッフがおり、看護、英語、経済、環境、社会科学、ビジネス、芸術、人類学、スポーツ科学の9つの学部がある。スポーツ科学部は2023年に開設された学部であり、現在は3学年で合計87人が在籍し、卒業後の進路はフィットネスジムやクラブチーム、スポーツの連盟等でスポーツコーチやトレーナー等を想定している。ブータンではスポーツ科学の概念は新しく、スポーツ科学を学び健康や体育の適切な専門知識を持った教員を探すことは困難な状況となっている。今までに隊員の派遣実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先となるスポーツ科学部は、ブータンにおいてスポーツのプロフェッショナル人材を育成するという新しい理念の元、新たに開設された学部であるが、グラウンドやスポーツ用具などの環境は整っているものの、教員不足が課題となっている。同学部は教員確保やカリキュラムの制定など基盤強化に取り組んでいるが、教員は学部長も含め4名で、学歴は学位から博士、大学講師・教員経験やスポーツコーチの経験など経験や年数も様々であるため、個々の能力強化など様々な課題がある。配属先は、隊員からスポーツ科学の先進的な方法論を取り入れ学生に最新の知識を提供すること、隊員の実践経験を知ることにより生徒の意欲向上につなげ、実践に活かしてほしいとの意向により、隊員要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.スポーツ心理学・運動学習・戦術的判断など、実用的で応用可能なスキルを学生に身に着けさせる。
2.学生に多様なトレーニング手法やスポーツ理論、スポーツに関する多角的かつ広い視野を育くませる。
3.スポーツ科学部の同僚に対し、スポーツ科学の実践例や専門知識を共有し、学部内の基盤強化に貢献する。
4.可能ならカリキュラム改編に関する助言を行う。
5.余力があれば、得意なスポーツのクラブ活動の指導等を行う。(卓球またはバドミントンを想定)
※担当科目は隊員の得手・不得手を考慮し配属先と相談して決める。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、サッカー場(人工芝)、体育館、卓球台、スポーツジム、スポーツ用具等

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】スポーツ科学部の教員4名
-学部長(50代、男性)
-プログラムリーダー(50代、男性)
-講師2名(20代男性、30代女性)

【活動対象者】
スポーツ科学部の学生、3学年で87人および同僚

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)体育 備考:大学で講義を担当するため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:大学で講義・実技を担当するため

[参考情報]:

 ・卓球かバドミントンの経験は必須

 ・スポーツトレーナーの経験があるとなお良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・任地での生活使用言語は英語もしくはゾンカ語。ゾンカ語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。