2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04825B06)

国名
ブータン
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・スキル開発省

2)配属機関名(日本語)

ジャカール中高等学校

3)任地( ブムタン県ジャカール ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ブータン東部ブムタン県の県都にある公立中高等学校で、中学校3年生から高校3年生相当の生徒、約540名が通う学校である。4学年で18クラス、1クラスの生徒数は約30人、教員・スタッフは合計で約55名である。授業時間は8:20~15:45までで1コマ45分。約200名の生徒が寮で生活し、校内には教員用住宅もある。学内のスポーツ活動は朝の授業前(寮生のみ)に日替わりでズンバ・ヨガ・エアロビ・ジョギング、16時以降や週末には球技やバドミントン・卓球の試合が行われる。更に体育の時間割は生徒の着替え時間も考慮され計画されるなど、同校は生徒の運動や体育授業を推進している。過去に隊員の派遣実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ブータンでは2000年に体育が正規科目となり、週1回の体育授業が必修になっているが、英語・数学等の主要科目に比べると優先順位は低い。配属先には体育教師はおらず、9・10年生の各クラス週1回の体育の時間にはスクールスポーツインストラクター(SSI)が生徒たちの球技・エアロビなどを監督している。しかし同校は生徒たちの健康維持や体の成長のために適切な保健体育の知識や運動は重要で、生徒たちには勉強やスポーツに熱中してほしいという意向を持っており、朝や放課後、週末にもスポーツ活動を企画している。そのため、生徒に基礎体力・運動能力を向上するための体育授業を実施し、健康に過ごすために必要な知識・運動を生徒や教員にも教えてほしいと、隊員を要請することとなった。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

隊員は、学校長、同僚と話合いを行い、以下の活動を行う。
1.中学校3年生・高校1年生相当の生徒に対し、体育の授業を実施する。(週に9コマ)
2.朝・放課後・週末の運動の指導・監督を行う。
3.体育授業を継続していくため、SSI・同僚教員に保健体育の知識や授業方法を伝える。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

屋外サッカー場、屋外バスケットコート、屋外バレーボールコート2面、体育館、サッカーボール、バスケットボール、バレーボール、カラーコーン、ヨガマット

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長: 50代、男性
同僚: スポーツ活動コーディネーター(40代、男性)
スクールスポーツインストラクター (20代、女性)

【活動対象者】
中学校3年生・高校1年生相当生徒9クラス、約280人

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴水準に合わせるため

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:同僚教師への指導のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-10~ 25 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・任地での生活使用言語は英語もしくはゾンカ語。ゾンカ語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。