要請番号(JL05123A12)
募集終了


・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ダッカ大学 現代言語研究所 日本語文化学科
3)任地( 南ダッカ市 ) JICA事務所の所在地( 北ダッカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ダッカ大学は1921年に設立されたバングラデシュ最古の大学。学部数は13、学生数は約39,000人を超え、アジア有数の総合大学として知られている。同大学には学部のほか、11の研究所があり、現代言語研究所はそのうちの1つ。同研究所には日本語のほか、英語、フランス語、韓国語、中国語等、様々な言語に関わる学科があり、それぞれ学士、修士、博士課程のほか、Diplomaコースが運営されている。現在、英語、スペイン語、韓国語、中国語学科等には外国人講師(ネイティブスピーカー)が在籍している。また、日本語文化学科には過去に2名の日本語教師隊員が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
日本語文化学科は、言語に関する学習・研究に加え、日本文学や社会、歴史、文化・伝統、政治、経済等、多角的に日本を学ぶ機会を提供している。学士・修士・博士課程およびDiplomaコースには約400名の学生が在籍し、少数ながら日本語能力試験N1やN2の合格者を輩出する等、国内最高峰の日本語教育機関として知られている。他方、同学科には日本人講師が在籍しておらず、バングラデシュ人教師陣のみにより授業が行われている。学生は日本語のネイティブスピーカーと接する機会に恵まれていないことから、JICA海外協力隊の派遣要請がなされた。協力隊には、日本語授業や文化紹介等を通じて、学生の日本語能力向上を図るとともに、日本に関する研究・理解を促進することが期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先同僚と協力し、以下の活動を実施。なお、活動の詳細は隊員の経験等を考慮し、派遣後決定する。
1.週6コマ程度(1コマ2時間)の日本語授業担当、および同僚の日本語授業補助。
2.日本紹介の授業における日本文学や社会、歴史、政治、経済等に関する学生の理解深化促進。
3.日本語能力試験(主にN3~5)を受験する学生への試験対策指導。
4.学生の学習意欲向上を目的とした交流イベント、課外授業等の企画・立案。
5.日系企業への就職やインターンを希望する学生に対し、日本社会での働き方等に関する助言。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
『みんなの日本語(初級、中級、漢字)』、日本語能力試験対策教材、『にほんごチャレンジ』、『まるごと(入門・初級)』、大学オリジナルテキスト、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
研究所所長 60代 男性 博士
教授 4名 40~50代 修士・博士
准教授・講師 5名 修士
日本語文化学科に所属する学生 約400名
5)活動使用言語
ベンガル語
6)生活使用言語
ベンガル語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士)人文科学 備考:大学での講義を担当するため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:就職等に関する助言をおこなうため
[汎用経験]:
・グループ活動や組織運営の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ダッカ大学の社会科学部・日本研究学科からも協力隊派遣要請がなされている。