2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05125A16)

国名
バングラデシュ
職種コード 職種
B341 建築
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2
配属先外観 建設現場 建設現場

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

住宅公共事業省

2)配属機関名(日本語)

建築局

3)任地( ダッカ県南ダッカ市 ) JICA事務所の所在地( ダッカ県北ダッカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、住宅公共事業省傘下の機関であり、国内全ての公共建築物(政府庁舎、官舎等)の建築設計や土地利用計画における政策提言等を担う。職員数約350名。これまで、技術協力事業「自然災害に対応した公共建築物の建設・改修能力向上プロジェクト」(2011~2015年)や「災害リスク削減のための建物の安全性強化促進プロジェクト」(2015~2020年)が実施されているほか、造園、建築、室内装飾、電気設備等の職種において多くのJICA海外協力隊が派遣されている。2025年2月現在、建築隊員を派遣中。
建築局HP

【要請概要】

1)要請理由・背景

バングラデシュの都市部では近年の急激な経済発展に伴い、建物の高層化および高密化が急速に進んでいるが、その多くは地震や火災への想定がなされていない。そのため、ダッカ近郊の断層でマグニチュード6.9規模の直下型地震が発生した場合、多くの建築物が倒壊し、被害者数は数十万人に達する可能性があると予想されている。さらに、建築基準がほとんど遵守されていないことから、建物の火災や崩落事故件数も増加傾向にある。このような状況のもと、配属先は建築技術者の育成や設計能力向上を通じて、建物の耐震化や防火対策の推進を図り、都市部に対する災害リスク軽減や事故件数を減少させたいと考えており、JICA海外協力隊の派遣要請がなされた。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先同僚と協働し、以下のいずれかの活動を実施。なお、活動の詳細は隊員の経験等を考慮し、派遣後決定する。
1. 公共建築物の意匠設計および改修設計に関する全般的な指導。
2. 若手技術者に対するOJTや研修の企画・実施支援。
3. バングラデシュ国家建築法の理解度向上を目的とした勉強会等の実施支援。
4. 建築物の現地調査および耐震化検証の実施。
5. その他、配属先が依頼する業務。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

AutoCAD、SketchUP、PC

4)配属先同僚及び活動対象者

建築局長 男性 50代
建築局副局長 男性2名 50代
統括建築士 男女9名 50代
建築士 男女 約40名
補助建築士 約60名
その他製図工等、職員多数
(建築士は英語可)

5)活動使用言語

ベンガル語

6)生活使用言語

ベンガル語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(一級建築士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)建築学 備考:専門的な活動をおこなうため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導をおこなうため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

建築確認・検査業務、適合判定、構造設計、設備設計等の経験があると尚良い。