2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05125B10)

国名
バングラデシュ
職種コード 職種
H112 言語聴覚士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1
配属先外観 リハビリの様子 配属先スタッフ・患者 配属先スタッフ・患者 配属先スタッフ・患者

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健家族福祉省

2)配属機関名(日本語)

シレット医科大学病院

3)任地( シレット県シレット市 ) JICA事務所の所在地( ダッカ県北ダッカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、1962年に設立されたシレット管区最大の公立総合病院。36の科から構成されており、病床数約900床、1日当たりの外来患者は約3,500名、総職員数は約1,500名。約300名の医師と7000名の看護師が在籍しているほか、多数の研修医や看護実習生を受け入れている。現在、JICA技術協力事業「看護サービス人材育成プロジェクトフェーズ2」(2021~2025年)により、看護人材育成支援が実施されている。また、ユニセフやアジア開発銀行、米国政府等からも協力を仰いでいる。
シレット医科大学病院HP

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の耳鼻咽頭科では、医師13名および看護師25名が在籍し、約15名の研修医とともに、外来患者と入院患者に対する医療サービスを提供している。同科では、言語聴覚障害を有する患者もいるが、言語聴覚士の資格を保有するスタッフがおらず、全ての障害者に適切なサービスが行き届いている状況とは言い難い。また、国内の障害者数は、全人口の7~10%と言われており、障害者福祉分野全体の底上げが喫緊の課題となっている。このような背景のもと、配属先は、海外の知見を取り入れつつ、言語聴覚障害者への支援サービスを改善していきたいと考えており、協力隊の派遣要請がなされた。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

耳鼻咽頭科に所属し、自身の専門性や経験に応じ、同僚に対して以下のいずれかの活動を行う。
1. 人口内耳手術を受けた患者(主に幼児)の継続的なリハビリに関する助言。
2. 言語聴覚障害(脳卒中片麻痺や悪性腫瘍、外傷、ダウン症等)を有する患者のリハビリに関する支援。
3. 最新の言語聴覚療法に関する勉強会やセミナーの開催。
4. 各種リハビリ器具・用具の改良や新規開発、環境整備に関する支援。
5. 他科の入院患者のリハビリに関する助言等、配属先の依頼する業務。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

リハビリ器具・用具全般

4)配属先同僚及び活動対象者

耳鼻咽頭科長 男性 40代
医師 13名 男女 30~40代
研修医 15名 男女 20代
看護師 25名 女性のみ 20~40代
患者および患者の保護者 多数

5)活動使用言語

ベンガル語

6)生活使用言語

ベンガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(言語聴覚士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚への指導を行うため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・人口内耳を有する患者へのリハビリ経験があると尚良い。
・主な活動内容は同僚への指導であり、基本的に患者への直接的なリハビリは行わない。