【配属機関概要】

3）任地（ ノルシンディ県シブプール郡 ） JICA事務所の所在地（ ダッカ県北ダッカ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 3.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ノルシンディ技術訓練センターは全国に104校ある海外移住者福利厚生・海外雇用省傘下の職業訓練校の1つであり、2006年に設立された。同センターは、コンピュータ科、電気・電子科、外国語科(韓国語、日本語)、自動車整備科、溶接科、空調科等から構成されており、各科において2～6カ月間の職業訓練コースが開設されている。職員数は約50名、生徒数は年間約800名。海外移住者福利厚生・海外雇用省傘下の職業訓練校には、これまでに約130名の協力隊(PCインストラクター、自動車整備、電気機器等)が派遣されている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先の外国語科では、2018年に6カ月間の日本語基礎コース、2024年にN4対策コースが開設されており、計約50名の生徒が在籍している。また、日本語インストラクターは2名おり、それぞれ日本語検定3・4級を保有している。日本語教師としての知識や実務経験も一定程度有しているが、日本語コース受講者の中には技能実習や特定技能制度、留学等を利用して日本への渡航を希望する生徒も多く、インストラクターの能力向上が喫緊の課題となっている。このような状況のもと、配属先は日本語のネィティブスピーカー招聘により、インストラクターの教授能力改善を図るとともに、生徒の日本語スキルを大きく向上させたいと考えており、協力隊の派遣要請がなされた。

2）予定されている活動内容（以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます）

1. インストラクターに対する日本語教授法に関する指導。
2. インストラクターの日本語能力向上に関する支援および日本語能力検定対策に関する助言。
3. 日本語コースの生徒に対する直接授業。1日1～2コマ。
4. 既存教材の改訂や新規教材開発に関する支援。
5. 日本文化紹介イベント等、課外授業の企画および実施にかかる支援。
6. 他の技術訓練校巡回による日本語コースのサポート。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

みんなの日本語、いろどり 生活の日本語

4）配属先同僚及び活動対象者

センター長 男性 50代
同僚インストラクター 男女各1名 20～30代 勤務経験1～7年
生徒 18～25歳(大多数が日本語初心者)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】