2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05422A02)
募集終了

国名
インド
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

鉄道省

2)配属機関名(日本語)

インド高速鉄道公社(NHSRCL)

3)任地( グジャラート州バドーダラ ) JICA事務所の所在地( デリー準州デリー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

インド政府の公約であるインド高速鉄道計画は、チェンナイ・デリー・コルカタ・ムンバイの四大都市を結ぶ路線網の建設であり、配属先となるインド高速鉄道公社(NHSRCL)は、そのための資金調達、建設、維持、管理を目的として、インド中央政府、鉄道省、および2つの州政府(グジャラート州・マハラシュトラ州)の共同出資によって2016年設立された。最初の建設区間はマハラシュトラ州ムンバイ - グジャラート州アーメダバード間約500kmとなり、同区間には日本の新幹線技術が導入されている。その建設および保守運営にあたるインド人技術者に対し、日本派遣前の語学研修が必要となっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

NHSRCLは、インド人の本邦における技術研修(3ヵ月~1年間)を効果的に実施するため、日本渡航前に一定期間、必要な日本語教育をグジャラート州のHigh Speed Rail Training Institute(HSRTI)において実施予定。日本語教育コース運営及び授業内容の、拡充や質の向上のためには、日本語ネイティブ講師の支援が欠かせない事から今回の協力隊要請に至った。現在、デリー市内の関係施設内で関係者(希望者)25名程度に対しても日本語教育が実施されており、N4及びN3を目指すコース設計となっている(4時間/週程度)。将来的にはデリー及びグジャラート州HSRTIの両方で日本語教育が提供される予定であり、隊員派遣はHSRTIに求められている。なお、2018年および2019年、国際交流基金の協力のもと、NHSRCLに対して、訪日前の日本語と日本文化に関する研修プログラムを実施し修了書を出している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. HSRTIにて、日本に渡航前のインド人技術者に対し、日本語授業を実施する。
2. 学習者に対して日本における一般的なビジネスマナーや文化を紹介する。
3. 同僚となるインド人日本語教師に対して、教授法を指導する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

授業準備等の為の執務室(机・椅子)、ホワイトボードとマーカー、教材『まるごと・みんなの日本語』、音響機器(レコーダー含む)、プロジェクター、一般事務用品

4)配属先同僚及び活動対象者

上司: HSRTI校長(男性)

同僚: インド人日本語教師(女性・40歳代)

活動対象者:
日本での技術研修を受ける渡航前のインド人技術者
(日本語レベルは初心者)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

ヒンディー語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の要望

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~40℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

グジャラート州は禁酒州であり、州民の多くは菜食主義者であることから、酒や肉類の摂取に制限がかかることがあります。