2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05423A05)
募集終了

国名
インド
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会正義エンパワメント省

2)配属機関名(日本語)

国立視覚障害者支援研究所(NIEPVD)

3)任地( ウッタラカンド州デラドゥン ) JICA事務所の所在地( デリー準州デリー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同研究所は戦争で失明した兵士らに基本的なリハビリテーションサービスを提供するため、1943年に設立された。その後、1950年にインド政府に引き継がれ、視覚障害者のための包括的なサービスの提供と支援者の育成を行っている。同研究所はインド政府が管理・運営する障害者支援のための7つの国立研究所の一つであり、視覚障害者支援の分野では国内で最も水準の高い研究所の本部である。様々な障害のある未就学児から高校生550名(入所350名、通所200名)が利用し、支援者資格の取得を目指す大学生(50名が寮生活)のインターンも受け入れている。視覚障害者のための補助器具の開発・製造も行っている。支援スタッフ150名が勤務する。なお、同研究所では同時に『作業療法士』も募集している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同研究所の所長は、同研究所が提供するケアや障害者支援サービスの質を向上させたいと考えているが、予算や人材不足により、それらの質がここ十数年間向上しておらず、職員の知識や技術も更新されていないことに課題を感じている。そこで、日本の障害児・者支援者がもつ知識や技術を同研究所の職員や障害児の親などと共有することで、障害者の社会進出や雇用をこれまで以上に進めたいと考え、本要請に至った。また、所長は過去にもJICA海外協力隊の受入れを経験しており、日本人が持つ勤勉さやマナー、礼節などに感銘を受け、こういった姿勢を同研究所の職員にも浸透させたいと考えている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同研究所の通所施設において0歳から7歳程度の障害児の生活支援を行う。(勤務時間:平日9:30~17:30)
2.自立した日常生活および社会生活を目指した支援(教育支援、余暇支援、作業支援等)を行う。
3.同僚職員の上記支援技術の向上を図る。
4.同僚職員や障害児の親に対して、自立した日常生活を目指した支援方法を指導する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

遊戯室、屋外運動場

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】:
所長(50代 男性 経験年数20年)
カウンターパート(特別支援学級教員2名、20代、女性、経験年数2~3年)
【活動対象者】:
障害児(障害の種類:知的障害、自閉症スペクトラム、脳性麻痺、視覚障害、聴覚障害、ADHD) 200名

5)活動使用言語

ヒンディー語

6)生活使用言語

ヒンディー語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:配属先の要請

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要請

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の要請

[汎用経験]:

 ・特別支援学級での活動経験

[参考情報]:

 ・障害児・者に関わった経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(3~36℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は施設内の寮を予定。同僚職員とは英語でコミュニケーション可能。