要請番号（JL05425B01）
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
教育省
2）配属機関名（日本語）
チェンナイ工科大学
3）任地（ タミル・ナド州チェンナイ ） JICA事務所の所在地（ デリー準州デリー ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 4.5 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
同校は、チェンナイ市街地から車で約1時間の場所に位置し、2010年に設立された私立の工学系・技術系大学で、コンピューターサイエンスや電子工学など14の学科に約4000名の学生が在籍している。数多くの国内外の企業や政府機関ともパートナーシップを結び、即戦力として求められる知識や技能を身に付けるための実践的なアカデミック・プログラムを提供している。同地域にある名門州立工科大学であり、日本語教育隊員の派遣実績がある名門アンナ大学系列の研究機関としても認定されている。キャンパス内には学生寮やジムを完備している。
【要請概要】
1）要請理由・背景
同大学は、学生のキャリア選択における競争力を高めるために、学科の授業のほかに、卒業単位として認定される日本語コースを開設している。日本語コースを選択する学生は、ゼロ初級者がほとんどではあるが、日本語能力試験(JLPT)N3レベルの学生も少数在籍する。同学で日本語を学んだ卒業生の中には実際に日本へ留学したものや、現地の日系企業に就職したものもいる。現在、350名の学生に対して4名の現地日本語教師により日本語コースが運営されているが、発音や日本の各場面におけるマナーの習得、日本文化理解、JLPT試験対策の強化のため、また、ネイティブとのコミュニケーションを通じて、会話力の向上を図るために、協力隊の派遣が要請された。
2）予定されている活動内容（以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます）
1.日本語ゼロ初級者 に対し、JLPT N5,N4合格を目標に、初級日本語の授業を担当する。
2.JLPT合格者のフォローアップ授業を実施する。
3.日本のビジネスマナーや文化紹介。
4.同僚日本語教師の日本語能力向上支援。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
テキスト『みんなの日本語 初級』、プロジェクター、モニター、スマートボード
4）配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:日本語教師4名(男性2名、女性2名、いずれもN3程度)
活動対象者:大学生約350名(1クラス35名程度)
5）活動使用言語
英語
6）生活使用言語
タミル語
7）選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]：（日本語教育に関する資格）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（大卒） 備考：配属先の教員採用事情による
[経験]：（実務経験）3年以上 備考：配属先の要望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（サバナ気候） 気温：（21～39℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
配属先教職員及び学生は英語を解すが、ほとんどの学生はタミル・ナド州出身のため現地語学訓練はタミル語を予定。授業は英語と日本語で行う。