要請番号(JL05425B02)
募集終了
4代目
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
アンナ大学
3)任地( タミル・ナド州チェンナイ ) JICA事務所の所在地( デリー準州デリー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アンナ大学は1978年に設立された工学、技術、応用科学に重点を置くことで知られる名門州立工科大学で、チェンナイ中心市街地に位置し、1万人を超える学生が在籍している。学内には海外の大学や研究機関との連携強化を目的とした国際センターが設置されており、同センターが、希望する学生に対して日本語、ドイツ語、フランス語の授業を実施している。優秀な学生のみ入学可能な大学であるため、最近では、日本の大学、自治体、企業から連携や人材獲得のための視察や調査の訪問が増加している。2022年から2年間、日本語教育隊員の活動実績がある。なお、日本語コースは2025年中に卒業単位を取得できるコースとして認定される見込み。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同大学は、留学や外国企業への就職を希望する学生に対して、日本語、フランス語、ドイツ語を学ぶことができる外国語コースを提供している。近年、日系企業進出の増加とインド国内でのエンジニアの就職難を背景に、卒業後の就職先として日系企業を候補とする学生も増加傾向にあり、日本語教育に対するニーズが高まっている。しかしながら、現地日本語教師はパートタイム勤務であり、日本語教育専任のポストが不在であることから、学生の学習モチベーションの維持や、日本語教育の質が課題となっている。また、近年では、人材獲得のために日本の自治体や企業による同大学の訪問も多く、これらの対応のためにも日本語ネイティブの人材が必要であることから、協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.日本語ゼロ初級者に対し、日本語能力試験N5合格を目標に、初級日本語の授業を担当する。
2.日本語能力試験N5合格者を集め、N4,N3合格を目標とした個別日本語指導を行う。
3.大学の長期休暇中には、学生の日本語能力維持のため、オンラインでのフォローアップの授業を行う。
4.同僚日本語教師のテスト作成を支援する。
5.配属先の求めに応じて、日本からの訪問者に対して、日本語学習者の現状について説明を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
『みんなの日本語初級Ⅰ、Ⅱ(英語版)』
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
非常勤日本語教師(女性、60歳代、N2、経験年数16年)
活動対象者:
日本語を選択授業として学ぶ大学生及び大学院生
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
タミル語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の教員採用事情による
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の要望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(21~39℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は大学内のゲストハウスを予定。配属先職員及び大学生は英語を解すが、現地語学訓練は生活使用言語であるタミル語を予定。日本語授業は英語と日本語で行う。
