2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05425B04)
募集終了

国名
インド
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

スリ・ラマスワミー・メモリアル(SRM)科学技術大学 外国語学部

3)任地( タミル・ナド州カッタンクラトゥール ) JICA事務所の所在地( デリー準州デリー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同大学は、チェンナイ空港から車で約1時間の地域に位置し、工学、医学、経営学、化学、人文科学、法学など様々な分野の学部、大学院、博士課程を提供するインドでも有名な私立大学で、インド全土から集まる5万人以上の学生と、3200人以上の教員が在籍する。1985年にSRMエンジニア・カレッジとして設立された。英語外国語部局が設置されており、1年生の選択必須外国語科目として、日本語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、韓国語、中国語のクラスが運営されている。広大な大学敷地内には、病院、ホテル、銀行、郵便局、職員寮、学生寮などがあり、多くの学生がキャンパス内で寮生活を送っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同大学は1年生に選択必須外国語科目の一つとして日本語クラスを運営しており、600名程度の学生が12クラスに分かれて日本語を学習している。インドへの日系企業の進出増加に伴い、就職機会の可能性を広げるため、日本語教育のニーズは上昇傾向にある。また、アニメ等の日本のサブカルチャーへの興味から、日本語学習を選択する学生も少なくない。これまで3代にわたって日本語教育隊員の派遣実績があるが、同大学の更なる日本語教育の強化のため、引き続き、協力隊が要請された。通常クラスのサポートに加え、現地講師の日本語能力向上支援や文化イベントの開催、スピーチコンテストの指導、日本語能力試験(JLPT)対策クラスの運営等も期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1. 日本語ゼロ初級者に対し、初級日本語の授業を担当する。
2 .現地日本語教師が実施する通常授業を巡回し、日本語の基礎習得のサポート及び文化紹介を行う。
3. 選択必須外国語で日本語を学んだ学生の内、希望者に対して日本語能力試験(JLPT)対策授業を行う。
4. インド人日本語教師の日本語運用能力強化及び、指導力向上のための支援。
5. 日本文化紹介イベントの企画・運営。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教科書 : 通常クラス『A Basic Course in Japanese(SRM大学出版)』、JLPT対策クラス『みんなの日本語 初級1、2(日本語版)』、プロジェクター

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
インド人日本語教師
男性1名(50代、経験年数15年)女性2名(40代 経験年数15年、 30代 経験年数5年)
活動対象者:
通常授業約600名(1クラス50~90名)、JLPT対策クラス30名(N4クラス10名、N5クラス20名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

タミル語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の教員採用事情による

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先の要請

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は大学内の寮を予定。配属先職員及び大学生は英語を解すが、現地語学訓練は生活使用言語であるタミル語を予定。授業は英語と日本語で行う。