要請番号(JL05722B03)
募集終了


2代目
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
バー アトール スクール
3)任地( バー環礁ダラバンドゥ島 ) JICA事務所の所在地( 首都マレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同校は人口1,169人のダラバンドゥ島において唯一の学校であり、6歳から12歳までの初等部、13歳から15歳までの中等部からなる。2022年7月現在の生徒数は204名(男子107名、女子97名)、教員数は33名(内インド人12名)である。2022年度の予算は約25,000USDである。これまで同校には1980年代に1名、2019年に1名、計2名の協力隊員が活動した。他には、2011年~2014年にかけて団体Volunteer Maldivesをとおして各国からのボランティアを受け入れた実績がある。2022年度から教育省のグリーンスクールプロジェクトと呼ばれる環境プロジェクトが開始され、7校中の1つの指定校になったため、これまで以上に環境活動が積極的に行われる予定である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国の教育はつい最近まで「読み、書き、計算」に重点を置いた主要教科中心であった。しかし、近年教育省は生徒の心身の健全な成長を目的とした情操教育の必要性に注目し、主要教科と同時に体育、音楽、図工等の教科においても、新カリキュラムの導入が始まった。一方、学校現場において、現地教諭は主要教科以外の教科についての知識や指導経験がなく十分な授業ができていなかったため、2018年8月から初代協力隊員が小学校教育隊員として派遣され、体育を主体に教え、現在は一部の教師に定着しつつある。より全教諭が知識を高め自ら体育授業が行えるように既に協力隊員がモルディブ政府と共同して作成した指導書を使用したフォローが必要である。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.現地小学校教諭その他臨時採用教員と協力して、体育の授業を実施する。 2022年度7月現在、 16コマ/週(1コマ35分)の授業を担当予定。
2.保健体育科についての知識と授業手法のための「学習活動内容」、「授業計画」等を提案し、実践化する。
3.現地教諭及び住民に対し、簡単な運動をする機会を企画し実施する。
4.当学校に限らず、アトール(環礁)全体の体育教育の底上げを目指しモルディブ教育省と協力してワークショップを実施する。
5.環境活動の一環として、クリーンキャンペーンへの参加も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
サッカーボール、バレーボール、ハンドボール、バドミントンラケット、ネット、クリケットバット、フリスビー、笛、短縄、フープ、コーン、水泳ゴーグル、ビート板、コンピューター、プリンター、プロジェクタ-
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:女性教師 複数(30~40代)
活動対象者:1~8年生の男女(6歳~13歳)約150名。(1クラス18~25名程度)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教育現場での勤務となるため。
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(28~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は、学校内にある教員住宅の一部屋となり、他国(インド、スリランカ、他)の教員との共同生活となる。ACは、今後設置予定。