要請番号(JL05723A04)
募集終了
2代目
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
マグードゥ スクール
3)任地( ファーフ環礁マグードゥ島 ) JICA事務所の所在地( 首都マレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 船 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
人口約1,000名のファーフ環礁マグードゥ島にある唯一の公立学校であり、1950年に設立された。就学前教育(4歳)から前期中等教育10年生(16歳)で構成され、2023年2月現在、児童・生徒数は合計208名(男子117名、女子91名)、教員数は34名(内、インド人教員5名)である。2023年の年間予算は約465,000USDである。島内には2009年に設立したイタリアのBicocca大学海洋研究センターがあり、定期的に大学生、研究者が同島を訪れ海洋調査研究を実施している。2020年に初代隊員(小学校教育)が着任したが、活動開始から間もなくCOVID-19の影響により帰国、その後派遣はされていない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国では「読み・書き・計算」に重点を置いた主要教科中心の教育が行われていたが、児童の心身の健全な成長に注目し、体育等の情操教育強化を考慮した新カリキュラムの導入を2015年から開始した。しかし、学校現場では主要教科以外の教科に関する知識や指導経験のある現地教員はほとんどおらず、多くの学校では充実した授業が実施されていない。2019年に教育省との話合いの結果、同校がファーフ環礁下における体育の中心校の一校として選定されたため、体育の強化を図るとともに他の情操教育強化の1つとして図工への協力、さらに同島の特徴となっている「環境教育活動」(Bicocca大学関係者の来島時の活動協力、日常の3R 活動促進運動等)への協力も期待され、今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
・体育担当の教員と協力しながら、体育教科の授業を行い、教授法を指導する。(授業は1コマ35分。週2コマ実施)
・同校のみならず、他校を含む体育担当教員に体育ワークショップを開催し、教員のスキルアップや指導力強化を支援する。
・コミュニティ活動の一環として行われているスポーツ(サッカー、バレーボール、ハンドボール等)を指導・サポートする。
・現地教員と協力しながら、初等教育の図工の授業を行う。
・授業外に環境に関する活動支援を行う。(現在島内の清掃活動(月2回)、珊瑚の清掃活動、雨期に植林活動を実施中)
2023年2月現在、体育の授業は週16コマ実施されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
サッカーボール、バレーボール、ネットボール、テニスボール、縄跳び、バドミントンセット、ハードル等
4)配属先同僚及び活動対象者
小学校教員6名(20~40代、男女、経験年数4~15年)
※教員経験はあるが、体育に関する知識は少ない
指導対象者:1~8年生の男女(年齢6~14歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の希望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(30~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はカウンシルが所有するシャワー・トイレ付の一室が提供される予定。
生活使用言語はディベヒ語。