要請番号(JL05725B01)


・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
アッドゥ赤道病院 南部児童発達支援センター
3)任地( シーヌ環礁アッドゥ ) JICA事務所の所在地( マレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
モルディブ南部にあるアッドゥ市は、約2万人以上が居住しているモルディブ南部地域における行政の中心地でもある。
配属先病院(AEH)は南部地域最大の総合病院で2019年に設立。22の診療科を擁し、一日800人程度の外来患者が来院、病床数は約100床の規模となっている。また、付属する南部児童発達支援センター(SCDC)は同院から約10㎞離れた場所にありモルディブ南部の子供の各種障害などに対応したセンターとして開設されている。SCDCはAEH内のリハビリテーションセンター(RC)と連携して子供のリハビリ支援を行っている。SCDCのスタッフはAEHと結ぶ病院の車両にて週3~4回程度通所している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先はモルディブ南部地域において中心的役割を担う医療機関で患者数は年々増加している。
スタッフの人数は限られ、リハビリテーションを担う理学療法士・言語聴覚士の人数は少なく、作業療法士は現在空席であるため、AEH内のRCとSCDCにおいて児童等を対象とした作業療法による各種実践や知見の共有が行われることが隊員に期待されている。また、市内や近隣環礁の公立校内に設置されている特別支援学級等にて児童・生徒の自律的支援を目指して、必要に応じ巡回を行うことで作業療法的観点からの対象者の支援、教員や保護者への助言等を実施、また、関連する職種の隊員との協働による支援も期待される。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
SCDCを軸にしながらRC等の支援や院内関係者、児童が通学する学校等諸機関と必要な協議を行い連携して活動する。なお、関係者には、実践した内容の報告等を行い、課題解決へ向けた支援を行う。
1.傷病や障害の程度に応じ、患者や家族に対し、作業療法的な視点から日常生活活動の向上に向けた助言の実施
2.必要に応じ首都圏内の学校や児童養護施設等を巡回し、知的発達障害、肢体不自由、等の児童・生徒の状況に応じた作業療法の実施
3.配属先同僚の療法士や他医療関係者や巡回先の教員、対象者の家族等関係者に向けた知見の共有
4.関連する課題を担当する隊員等と協力して、作業療法的観点から関係者への助言の実施、等
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
歩行補助具、玩具、バランスボール、等
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】言語聴覚士1名、理学療法士4名、カウンセラー等
【活動対象者】
同僚及び患者、巡回先担当職員、児童・生徒(肢体障害等)、保護者、等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先関係者へ助言するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活活用言語はディベヒ語。住居は居住内に専用の浴室・トイレがあるホームスティを予定。宗教的な戒律から任地を含む住民島での飲酒等は不可能。