2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05725B02)

国名
モルディブ
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

シャラフディン スクール

3)任地( シーヌ環礁アッドゥ ) JICA事務所の所在地( マレ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

アッドゥ市は、4つの島がコーズウェイ(島間連絡道路)で接続されていて、約2万人以上が居住しているモルディブ南部地域における中心地となっている。
配属先は初等教育を担うシーヌ環礁教育センター(設立1980年)と前期中等教育を担うムヒブディン スクール(設立1992年)が2012年に合併し、就学期児童(6歳)から前期中等教育の10年生(16歳)までの児童・生徒数は約1,100名、教員は約100名程度となっている。同校敷地内は、障害や特別なニーズを持つ子どもたちに向けた特別支援教育を実施する教室があり、個々人の持つ可能性を最大限に発揮できる機会を提供できることを目的として取り組んでいる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モルディブ国内は特別支援学校は未設置であるが、一部の規模の大きい学校には特別支援学級が設けられており、モルディブの南部地域では当配属先がその役割を担っている。近年は住民が増えつつあり、支援を必要とする児童・生徒も少しずつ増加傾向にあるが、当該知識を有する教員が少ない状況のため様々な課題が生じている。
特に対象生徒の自立的支援においては、対応する教員の専門的な知識が乏しい状況下、個々人に合わせた体系的な取り組みがなされていないため、これらの課題を改善すべく対象児童・生徒に対する特別支援教育の質的向上や理解促進に向けて、隊員による取り組みが期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の対象児童・生徒の状況を把握、生活などの質的改善をめざす。可能であれば関連する活動を行う予定の他職種隊員との協働を行う。
1.通学する知的発達障害、肢体不自由、等の児童・生徒の障害の状況や発達の程度に応じた支援の提供及び同僚・保護者等関係者に向けた助言、研修の企画・実施
2.隊員の得意分野を活かす形で対象児童・生徒の将来の社会的自立に向けた支援への取り組み
3.対象児童・生徒どうし、若しくは同じ学校に通学している普通学級児童・生徒と共にできるような活動等を通じて、インクルーシブな社会の実現に向けた取り組みの提案、等

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、椅子、教室、歩行補助具、玩具、バランスボール、等

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
学校長1名(50代、男性)、副校長(50代、男性)
特別支援担当主任教員(40代、女性)、特別支援担当教員(30~50代、男女)約10名
【活動対象者(巡回先)】
発達・学習障害、肢体障害等の生徒は約120名、保護者、等

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先関係者へ助言するため

[汎用経験]:

 ・特別支援学級での活動経験

[参考情報]:

 ・作業療法的な知見があればなお良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

生活活用言語はディベヒ語。住居は居住内に専用の浴室・トイレがあるホームスティを予定。宗教的な戒律から任地を含む住民島での飲酒等は不可能。