要請番号(JL05725B03)
募集終了
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育・労働・能力開発省
2)配属機関名(日本語)
モルディブ ポリテクニック
3)任地( カーフ環礁マレ ) JICA事務所の所在地( マレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先の前身は1980年代前半から地方主要島において地方青年職業訓練センターが開設、2010年に大統領令によりポリテクニックとして設立され、マレの他に地方島にも同校の関連キャンパスを有している。前身の設立当時はディーゼル機関修理、繊維工芸、貴金属加工、大工にかかる講座から始まり、現在は、自動車整備、船舶機関、機械、電気、電子、冷凍・冷蔵機器、建設、土木、ICT、服飾、木工、小規模事業経営等に関する職業訓練を実施していて、学生は修了時に公的認証を得ることにより関連産業に従事している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モルディブでは主に中古で輸入された日本のホンダ、マツダ、トヨタ、日産、三菱、スズキ等のハイブリッド車や電気自動車含む車両が増加してきていることから、配属先の自動車整備コースにおいては、従来の車両(ガソリン・ディーゼル)に関する整備知識はもちろんのこと、年式が新しい車両の専門知識や整備技術を会得した整備士の育成が課題となっている。そのため、同僚教員と協力しながら各種方式で駆動する車両の整備に関する知見の共有等が隊員に期待される。また、海洋国家である当国において、漁業や離島間を結ぶ小型船舶エンジンの修繕にかかる需要も拡大していることから、同エンジンの整備知識の助言等も可能なら実施されることが期待される。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
自動車整備コースにて自身の経験を踏まえて配属先と協議を行い以下の活動に取り組む。
1. 同僚と共に講義(座学・実習)を行い、特に実習を通して適切な点検・整備方法などの理解を促す支援の実施
2. 同僚や関係者に向けた故障診断、衝突被害軽減制動制御装置、ハイブリッド車や電気自動車に関する知識の共有
3. 可能な範囲で、自動二輪車の点検・整備方法の助言の実施。また、併設している船舶機関コースにおける小型船舶エンジン(主にヤマハ・ヤンマー・スズキ)の点検・整備に関する助言も実施できれば望ましい。
4. その他、可能な範囲で配属先の行事への参加、日常業務のサポート、等
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
リフト(2柱・4柱)、ホイールバランサー、排気ガステスター、実習用ハイブリッド車(日産Note) 、故障解析診断ツール、ガソリン・ディーゼルエンジン、カットモデル(トランスミッション等)、工具等
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
学校長(50代、女性)
自動車整備コース教員(50代。男性)、他コース教員(20~60代、男女)
【活動対象者】
中学・高校を卒業した男女、社会人経験者、等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)工学 備考:指導を行うため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先からの要請
[参考情報]:
・・低圧電気取扱業務特別教育講習 必ず
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活活用言語はディベヒ語。住居は居住内に専用の浴室・トイレがあるホームスティを予定。宗教的な戒律から任地を含む住民島での飲酒等は不可能。
