2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06022B06)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
1代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学技術省

2)配属機関名(日本語)

サンジバニ・モデル高等学校

3)任地( 第3州カブレパランチョーク郡ドゥリケル ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、首都郊外ドゥリケルにある創設60年を超える公立学校である。就学前クラスから12年生まで(日本の保育園年長から高校生相当)の約1000名が在籍する大規模校である。2015年の地震により大きな被害を受けたが、本年新校舎が完成し新たな環境での授業が始まった。同校は、周辺校(36校)へのテスト問題作成や研究授業の実施など技術支援を担う同地域におけるモデル校として位置づけられている。同校には小学校教育の隊員が2020年3月まで派遣されていた。同隊員は英語クラスを担当、授業の実施や現地教員への研修などを行った。引き続き、体育を含む多くの教科において現地教員の能力向上が求められている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ネパールでは、体育の授業では教科書を読むだけの授業が中心で、体を動かす実践的授業が極端に少ないことは全国的な課題として現場では認識されている。体を動かす体育教育の必要性からJICA海外協力隊の派遣要請に至った。同校は、当該地域におけるモデル校でもあること、またインクルーシブ教育実践校でもあり、配属先のみならず同地域の周辺校に取り組みを普及させることも想定している。また、同教育に関わる視覚障害の生徒21名が寮で生活し、健常者と共に学習をしている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先教員と協力しながら、以下の活動を行う。
1.発達の段階に応じた実践的体育授業の企画提案・実施支援。
2.障害を持った生徒も共に取り組める体育の授業の企画提案・実施。
3.体を動かすことを目的としたイベントやプログラムの企画提案・実施。
4.周辺地域校に対する上記の取組み指導も期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

校庭(バスケットコートを3つ取れる程の広さ、整地状態は良い)、バスケットボール、サッカーボール、卓球台、卓球セット、バドミントンラケットとシャトル

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
教員数 40名

活動対象者:
配属先教員、生徒および周辺校教員・生徒
1クラス35人から40人に対し、1から2名の障害者がいる。障害の種類は視覚障害者のみ。

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:配属先の希望による

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

 ・特別支援学級での活動経験

[参考情報]:

 ・上記免許いずれか必須

 ・なるべく特別支援学校教諭資格があると良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

小学校か中学校または高等学校の保健体育の教員免許を保有することが条件である。インクルーシブ教育について自己学習するなど事前準備をすること。インクルーシブ教育に関する研修や授業実践、また特別支援学校での経験があるとよい。