2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06022B07)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1
配属先の校内① 配属先の校内② 放課後クラブ活動 放課後クラブ活動 放課後クラブ活動

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学技術省

2)配属機関名(日本語)

マンガル高等学校

3)任地( 第3州カトマンズ郡キルティプール ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、首都の南部に位置するキルティプール市の公立学校である。同校は1962年に設立された歴史のある学校で、就学前児童クラスから12年生(日本の幼稚園から高校3年生程度)まで、約1200名の生徒が在籍している。同校へは、過去に就学前児童に対する早期教育実践指導のために、JICA海外協力隊を複数名派遣している。同校は政府が指定する当該地域におけるモデル校として、周辺校教員への研修等を通して技術指導を行う役割も持っていることから、隊員の活動を通じた同地域への波及効果も望める。近年、ICT教育に力を入れており、PCルームを設置した。年間予算は、約2000万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

現在、ネパール政府は情報通信技術教育を必修化しているが、国内全体で深刻な教員不足が起きている。加えて、子供たちは早く卒業して都会に出たいと考える者が多いものの、自分が何ができるのか、何をしたいのか明確なビジョンを持てないまま卒業・上京し、低賃金労働で搾取されるケースが後を絶たない。同校では、将来の就職に有利な知識として基本的なPC操作を指導する他、社会に出た際に活躍できるような、自分の頭を使って考え、判断し、実行できる生徒を育てたいと考えており、基本的なPC操作の指導に加え、子供たちが早いうちから自分たちで何かを企画して実行するプログラムを通し、主体性を身に付け、自己肯定感、責任感が得られるような体験学習の実施支援を求めて本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先はもとより、地域住民や地域リソースを最大限活用して、以下の活動を実施する。
1. 生徒を対象とした初歩的なPC操作方法の指導(キーボード、マウスの使い方からワード、エクセル程度 ※)。
2. 課外時間を利用した、子供たち主導による創作活動(音楽、美術など)やレクリエーションの企画・実施支援。
3. 課外時間を利用した、子供たち主導による地域へのボランティア活動や社会貢献活動の企画・実施支援。
4. その他、子供たちの主体性や自己肯定感、社会の一員としての責任感の醸成につながる活動。
5. また2~4を成功に導くための地域住民や地域リソースの調査・開拓。
※PCクラスの理論はテスト科目でもあり指導教員がいるため、隊員はあくまでPCの実践的な活用を担当する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

マルチメディア教室、プロジェクター、PC10台(Windows10, Microsoft Office) ※ただし頻繁に故障や停電があるため活動では工夫が必要。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先上長:校長(50代男性)、1名
配属先同僚教員、スタッフ:63名
カウンターパート:英語教員(兼課外活動担当)、30代、女性、1名

活動対象者:生徒(1200名)であるが、赴任後、対象学年や指導スケジュールを話し合う。

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先からの要望

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動に必要となるため

[汎用経験]:

 ・青少年を対象とした活動経験

[参考情報]:

 ・基本的なPC操作の指導ができること

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

個別の専門知識は求められませんが、学内や地域の関係者に対して子供たちの健全育成の大切さを積極的に発信し、周囲の協力者を開拓できる人物が求められています。