2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06022B09)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
1代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1
ボッチャを楽しむ様子 ボッチャの競技会 隊員の活動風景 隊員の活動風景

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青年・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ネパールボッチャ協会

3)任地( 第3州カトマンズ郡カトマンズ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

自らも肢体障害者である配属先会長は、スポーツを通しての障害者の社会的統合に関するJICA研修参加後、2007年に同協会を発足させた。同協会はネパール国家スポーツ評議会およびネパールパラリンピック委員会に登録されており、それらの組織からの補助金により運営されている。障害児・者への教育とスポーツの機会提供拡大を通し、障害児・者が楽しみながらその身体機能保持や向上を図ることとあわせて、健常者との交流機会拡大による社会的理解の促進を目指している。2017年7月より初代隊員が派遣され、配属先のある首都近郊を中心に精力的にボッチャの普及に努めた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の障害児・者を取り巻く環境は、行政からの支援は不十分で、社会的理解度も低い。初代隊員はカトマンズ周辺の特別支援学校等を中心に普及活動や大会を2度行い代表チーム結成に向けた取り組みを行った他、ボッチャが障害者と健常者が一緒にできることで、相互理解の場として障害者の社会進出のきっかけとなるべく両者を巻き込んだイベント等を開催した。また、現地の縫製会社と協力して、それまで国内では手に入らなかったボールの製作にも成功した。2代目隊員にはネパール国内でのボッチャのさらなる発展や障害児・者の社会参加を目指して、全国各地にいるトレーナーと共に普及と指導者講習の実施支援が求められており、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先カウンターパートおよび、全国各地に配置されている協力者と共に以下の活動を行ないます。
1.脳性麻痺、筋ジストロフィー、背髄損傷等の障害児・者向け施設を巡回し、ボッチャを中心とした各種スポーツやゲームを紹介、指導する
2.全国において講習会等を通して障害者スポーツの指導者を養成する
3.その他必要に応じて協会や指導者に対しての助言を行なう

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

用具については、最低限のものは配属先予算にて購入することも可能ではあるが、配属先や巡回先の人々とともに、現地で利用できるものを活用しての活動を工夫、検討する。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先会長 40代女性(社会学修士)
巡回先教員及びスタッフ

活動対象者 10代~50代と年齢層は幅広いが、10代、40代がもっとも多い

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先からの要望

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・障害者向けスポーツの指導経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

ボッチャの専門知識は求められませんが、自らが各学校や地域の関係者に対して障害者スポーツの意味や大切さを積極的に発信し、周囲の協力者を開拓できる人物が求められています。