2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06023B29)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1
配属先の敷地内

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学技術省

2)配属機関名(日本語)

スリ・カマラ高等学校

3)任地( バグマティ州シンドゥリ郡カマラマイ市 ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、首都から南東に160kmほどの所に位置するシンドゥリ郡の中心部にある公立学校である。就学前児童からG10(日本で高校1年生相当)までの生徒が学んでいる。同校は地域最古の学校で、肢体障害を持つ児童も共に学ぶインクルーシブ教育の実践校でもある。コンピュータの職業訓練も提供している。全校生徒は600名、教員は約30名である。近隣の地域から5~6kmほど歩いて通ってくる生徒もいる。授業はネパール語で行われている。現在アジア開発銀行(ADB)の支援を受けて新校舎を建設中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ネパールの体育の授業は教科書を読むだけの授業が中心で、体を動かす実践的授業が極端に少ないことは全国的な課題として現場では認識されている。配属先でも現在体育の授業は保健科目を担当する教員による座学が主であるため、運動やゲームなどによる体育の授業を通じて生徒の体力向上や健康増進につなげたいとの考えからJICA海外協力隊の要請に至った。学校としては、隊員の活動を通して運動の機会の少ない生徒たちがスポーツ(バレーボール、バスチケットボール、卓球など)を楽しみながら、生徒の心身の健康や協調性が促進されることを期待している。隊員には、主にG6~G10(日本で6年生から高校1年生相当)の生徒を対象とした体育の授業を担当することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚教員と協力しながら、G6~10の生徒に体育の授業を実施する。(特にバレーボール、バスケットボール、卓球などの球技指導が期待されている。)
2.体育に対する生徒の熱意を高めるような授業づくりのための助言、支援を行う。
3.生徒の体を動かすことを目的としたイベントやプログラム(運動会、スポーツ大会など)の企画提案、実施支援を行う。
4.体育の必要性などに関するワークショップ等を通じて、教員の指導力向上に貢献する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

バスケットボール、バレーボール、ネット、卓球台など

4)配属先同僚及び活動対象者

上長:校長、男性、50代
カウンターパート:保健体育教員、1名、男性、30代
活動対象者は、G6~10の生徒を予定している。授業時間割、内容などは赴任後に相談しながら決定する。

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の希望による

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:指導的な活動のため

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

中学校または高等学校の保健体育の教員免許を保有することが条件である。インクルーシブ教育について自己学習するなど事前準備をすること。インクルーシブ教育に関する研修や授業実践、また特別支援学校での経験があると尚良い。