要請番号(JL06025B01)
募集終了
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
連邦制・総務省
2)配属機関名(日本語)
プタリバザール市役所
3)任地( ガンダキ州シャンジャ郡プタリバザール市 ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ネパールでは連邦制への移行により、現在市役所が住民のニーズに応じた行政サービスを提供する役割を担っている。配属先のプタリバザール市役所は、管轄地域における教育、都市計画、インフラ開発、公共交通、環境管理、廃棄物処理、農業、畜産業、社会福祉といった機能を有する地方自治体である。市役所全体の年間予算は、約10億円。直接の前任ではないが同配属先にこれまでもJICA海外協力隊を派遣しており、直近は2024年度1次隊(果樹栽培)の隊員1名が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
プタリバザール市はガンダキ州ポカラ市から南に車で1.5時間ほどの場所に位置する市である。市役所は管轄するエリアにおいて可燃ごみと不燃ごみを分けて収集して集積場に運びいれ処理をしており、市役所は市民や市内のレストランなどに対し、収集時などの機会を活用しながらごみの分別に関する指導と啓発活動を行っている。しかし、分別がなかなか徹底されていないことから集積場にて作業員が劣悪な環境の中で再分別を行っている状況となっている。この状況を改善するため、商用施設を含む市民のごみの分別に対する意識向上を目的とし既存の方法の改善や工夫、新しい方法を海外協力隊と共に模索したいと考え要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先関係者と協力して、以下等の活動を通じて啓発を行い、ゴミの分別状況が改善されることを目指す。
1. 市役所の管轄エリアの市民(コミュニティや学校)、 商用施設(市場やレストラン)、バスターミナルを巡回し、ゴミの分別に関する啓発活動を行う。
2. 市民への啓発に有用な資料(PPTや映像など)を作成し活用する。
3. 啓発イベントを企画・開催する。
4. その他、市役所が求める活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、イス、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚
・課長1名(50代、男性、修士)
・職員1名(50代、女性、学士)、他
対象者
・管轄エリアの児童・生徒および住民やバス運転手など多数
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望による
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の要望による
[参考情報]:
・ゴミの分別や廃棄物処理の知識・経験が必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先には十分な人的リソースがないことから、課題発見や分析、企画・運営、訪問先の選定など自ら進んで行うことが求められるチャレンジングな活動である。
派遣前に日本(自身の住む地域など)におけるゴミの分別や廃棄物処理に関する状況や啓発の工夫を理解しておくとよい。
