要請番号(JL06025B08)
募集終了
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
連邦制・総務省
2)配属機関名(日本語)
スリ・クリシュナ・ラトナ・ガンガ・セカンダリー・スクール
3)任地( バグマティ州シンドゥパルチョーク郡チョウタラ市 ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は首都カトマンズから東へ80kmの丘陵地帯に位置する公立学校である。同校は1957年に設立され、地域で最も古く、大臣経験者を含む数多くの著名人を輩出している。就学前クラスから12年生(高校3年生相当)までの約1,500名の児童・生徒が在籍し、地域のモデル校でもある。教員数は約60名。年間予算は約3千5百万ルピー。同地域は2015年の大地震により甚大な被害を受けたため、新校舎が震災後に再建された。同校には2019年度1次隊で体育隊員が派遣されたが、コロナにより2か月未満で活動終了となった同市では現在2024年度1次隊の防災・災害対策隊員が活動中であり、同校でも防災教育等を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ネパールの公立学校では政府主導でICT教育を促進しているが、スキルと経験を有するICT教員が不足しているのが現状である。特に実践的、発展的な授業を行える教員は少なく、生活や仕事において必要なPCスキルを身に着ける楽しさを知らないまま進学、就職する生徒たちがとても多い。そのため、生徒たちが楽しくPC授業を受けられるよう、また教員には実践的な授業が行えるようにという要望があり、JICA海外協力隊の要請がなされた。配属先では現在3名のPC教員が在籍し、2年生以上のコンピュータ授業を行っている。隊員には8年生~12年生の生徒を対象に初級プログラミング(パイソン、C++)など、発展的なPCスキル指導の支援が期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.同僚教員と協力しながら、11年生から12年生にプログラミングの基礎(パイソン、C++)に関する授業を行う。
2.プログラミングクラスにおいて生徒の熱意を高めるような、楽しい授業づくりのための支援、助言を行う。
3.可能な範囲でPCメンテナンスに関する支援、助言を行う。
4.可能であれば、8年生から10年生にホームページ作成やグラフィックデザインの基礎に関する授業を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピューターラボ1室、デスクトップPC30台(Windows 10、MS Office 2010)
4)配属先同僚及び活動対象者
上長:
校長(男性、40代)
カウンターパート:
PC教員3名(男性2名・女性1名、20~30代)
活動対象者:
11・12年生 約150名、8~10年生 約250名
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)情報学 備考:コンピュータや情報関係ならば良い
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導が期待されるため
[参考情報]:
・パイソン及びC++に関する知識必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ネパールではビザ取得の際に呈示できる資格または経験が必須となる。そのため、コンピュータの知識を有していることを明示できる資格や学歴または職務経験のいずれかが必須となる。学歴に関しては、コンピュータ・IT関連であれば、専門学校、大学などの学校の種別は問わない。
