要請番号(JL06622A03)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
視覚・舞台芸術大学
3)任地( コロンボ県コロンボ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
視覚・舞台芸術大学は、視覚芸術、音楽、舞踊・演劇の3学部、22学科を有する2005年設立の芸術系大学である。同大学の視覚芸術学部陶磁器学科の学生は約40名、講師4名が在籍している。なお、陶磁器学科は専攻学生だけでなく、副専攻学生への陶磁器授業も行っている。同配属先へは、これまでに計4名のJICA海外協力隊(陶磁器、デザイン、写真)を派遣した実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国はセラミック用の良質な土が採取できることから、陶磁器生産が盛んな国として有名である。その一方で、高温度で焼く陶磁器の個人製作は設備等の問題から難しく、焼成温度が低く且つ低コストで製作可能な楽焼の普及に期待が集まっている。配属先では、過去2代に亘りJICA海外協力隊(陶磁器)が派遣され、陶彫刻や陶磁器デザイン等の指導を行いながら、電気窯の修理やセラミックファイバーの導入による授業環境の改善を実施してきた。楽焼技術の定着には時間を要することから、継続した指導が必要であると判断し、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 陶磁器学科生に対して、楽焼、アメリカン楽などの低温焼成技術の指導を行う。
2. 陶磁器学科生に対して、陶芸に関するデザインおよび陶彫、現代陶芸の基礎知識を伝える。
3. 同僚講師のニーズに応じて、知識・技術をアップデートするための助言を行う。
欧米の楽焼のイメージは日本の茶碗を中心とした伝統的楽焼とは異なるため、あまり日本の楽焼にこだわらず柔軟な思考で活動できる人材が求められている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
シャトル型ガス窯1台(自動燃焼調整付)、楽焼き用ガス窯(セラミックファイバー使用の窯、及び耐火断熱レンガ使用の窯を授業毎に制作し利用)、小型電気窯1台、電動ろくろ5台、粘土等の材料等。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学長(男性、50代後半)
陶磁器科4名(男性、20~50代、修士)
主な指導対象者: 陶磁器学科生 40名
5)活動使用言語
シンハラ語
6)生活使用言語
シンハラ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の教育水準と合わせるため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:プロを目指す学生が対象のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
本春募集では、同じ配属先の要請(写真)の募集も行っている為、同時期に派遣される可能性もある。
講師・学生ともに英語での意思疎通が可能。過去のJICA海外協力隊員は英語で教授していた。(シンハラ語も可能)