2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06622A16)
募集終了

国名
スリランカ
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ルフナ教員養成大学

3)任地( ゴール県ゴール ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は2000年に設立された全寮制の3年制教員養成大学であり、現在約520名の教員志望の学生が在籍している。教員養成課程は体育、小学校教育、家政、社会科の4つのコースが設置されており、3年次には1年間の教育実習が行われる。体育コースでは、現在2名の講師が90名の学生に対して4つの主専攻(陸上、バレーボール、サッカー、ネットボール)と5つの副専攻(バドミントン、卓球、体操、クリケット、カバディ)を教えている。陸上は必修科目(競技)であり、これらに加えて、全コースの共通科目である教育心理学などの教職科目を取得した者にディプロマを発行している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の学校体育は理論や保健科目を学ぶ座学が中心であり、その影響をうけて、運動やスポーツに興味関心のない子どもたちの増加が課題とされている。近年はその傾向が増々高まり、政府は子どもたちの身体能力の低下を危惧している。これまでに派遣してきたJICA海外協力隊は学校などで体力増進運動やスポーツ競技の指導等の支援を行ってきた。本件は、学校体育の中でも実技指導の充実化と普及を目的として要請された。そのため、同僚講師とともに体育教員を目指す学生を対象に体育実技の実践手法を紹介し、その指導能力の向上を支援することが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

主に体育コースに在籍する学生を対象に、同僚講師とともに以下の活動を行う。
1.スポーツ、体育実技の実践手法の紹介と指導を行う。
2.同僚教員が担当する体育授業(座学)をサポートし、教授方法について助言する。
3.教員養成校周辺の学校で行われる教育実習にて指導や助言を行う。
4.学校体育の実技指導の普及と定着を目指したワークショップを現職教員に向けて開催する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

学校施設(400メートルトラック、図書館、ICTルーム)、運動用具、電子ボード、事務用品一式、教師用指導書及び児童用教科書

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
学校長 50代男性
体育課程教員 2名(大学~院卒、45~53歳、実務経験10~20年)

活動対象者:
体育課程学生 90名程度で7割以上が女性

5)活動使用言語

シンハラ語

6)生活使用言語

シンハラ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚教師の学歴に準ずるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導に必要な為
    (競技経験)2年以上 備考:

[参考情報]:

 ・陸上競技の競技/指導経験があれば良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

本春募集では、同じ配属先の要請(小学校教育)の募集も行っている為、同時期に派遣される可能性もある。
コロナ感染状況次第では、スポーツの練習時間の短縮や実施方法に制約がなされる場合がある。
住居は構内の大学教員用宿舎、または近隣の住宅(大家と同一敷地内にある離れなど)の予定。