2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06622A33)
募集終了

国名
スリランカ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
7代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

英語・外国語局 (コロンボ)

3)任地( コロンボ県ペラワッタ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は教育省の一部局であり、公立学校における外国語教育を主管し、政策の策定、教員の採用や研修を行っている。2015年より、北中部州教育局に日本語教育隊員が派遣され、週1回6時間×45週の教授法コースを2回実施、計41名が終了した。継続して、JICA海外協力隊員が同コースを終了した教師が在籍、指導している首都圏の中学・高校を中心に、巡回指導やイベントの開催を実施し、教育現場における日本語教育の質の向上を目指している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では中等教育の選択科目として日本語が設置されており、中学生、高校生は、日本への憧れ、将来日本語教師になりたい、日本語能力試験や国費留学のための試験に合格したい等の理由で日本語を学習している。同配属先へは2015年よりJICA海外協力隊派遣が開始され、首都圏の学校を中心に巡回指導やイベント開催の支援が継続して行われてきた。さらに日本語教育隊員による教授法コースも複数回実施され、現地の日本語教師の指導レベルは一定の向上が見られる。しかし、教師の日本語運用能力の面で課題が残されていることから、日本語母語話者だからこそできる会話指導や文法指導、日本文化紹介などの継続的な支援が求められ、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

首都圏にある中学・高校(5校程度)を中心に巡回し、日本語教育の質の向上を支援する。
1. 日本語の対面・オンラインの授業を補佐しながら、日本語教師の教授技術と日本語運用能力の向上を支援する。
2. 教材や副本作成について助言する。
3. 授業やイベントの開催を通して、日本文化やマナーを紹介する。
4. 国内の日本語教師によって組織されている日本語教師会の活動を支援する。(月例会議とイベントへの参加。教師会の役員になれば運営の補助も含まれる。)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

『こはるといっしょに にほんご わぁ~い(シンハラ語版)』、『サチニさんといっしょに』、『日本語の文字』

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚、関係者
・上司:課長(50代、女性)
・カウンターパート:日本語教師(30代、女性)

活動対象者
巡回校の日本語教師(20~40代、ほとんどが女性、日本語能力試験 N2-3)、巡回校の生徒

5)活動使用言語

シンハラ語

6)生活使用言語

シンハラ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(女性) 備考:8割が女子校であるため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教師指導が中心であるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・21年度中にJICA海外協力隊員の派遣が予定されているため、同隊員と一定期間派遣時期が重複する可能性がある。
・コロナ感染予防の為、巡回先を限定するなど活動範囲に制限を設ける場合がある。
・住居はアネックス(大家家族と同一敷地内にある離れ、あるいは2階建ての1階部分など)になる可能性が高い。