要請番号(JL06622B01)
募集終了

2代目
・2023/2 ・2023/3 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
スリランカ硬式・軟式野球協会 (キャンディ)
3)任地( キャンディ県キャンディ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、スリランカ国内の野球に関わる全ての業務を担当している。JICAは2002年よりナショナルチームのコーチとして断続的にコロンボへJICA海外協力隊を派遣しており、トップ世代のマネジメント力や指導力の向上が見られるようになってきた。2014年からは、地方での野球の普及を目的として、キャンディ、ゴールにもJICA海外協力隊が派遣され、これまでスリランカに派遣された野球指導のJICA海外協力隊の総数は21名となっている。2013年には外務省の草の根文化無償資金協力とJICA寄附金事業によってコロンボ郊外に国際規格の野球場が建設された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の野球競技人口は5,000人を超えており、長年、JICA海外協力隊がナショナルチームのコーチを務めてきた結果、2009年のアジアカップでは3位入賞、2017年、2019年の西アジアカップでは優勝するレベルまで成長した。さらなる野球の発展を目指すためには、次世代の選手育成が必要不可欠であり、特に地方での野球指導が喫緊の課題となっている。このような背景の中、JICA海外協力隊が要請される事となった。なお、地方の配属先コーディネータはボランティアで活動しているため、手厚いサポートは期待できない。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
キャンディおよび周辺地域において、現地の野球コーチや学校の体育教員等と協力して、以下の活動を行う。
1.小中高校を対象に野球指導を行う。(主に放課後や通学前の時間を活用して行う)
2.大学や社会人クラブチーム等を対象に野球指導を行う。
3.大会開催や審判講習会等の各種セミナーを支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各学校のグラウンド(サイズは60m×30m~100m×70m程度)。野球道具一式(バット、ボール、グローブ等)。各学校が道具を管理しており、保有数にばらつきあり。練習は可能だが道具は常に不足気味。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚、関係者
・野球協会非常勤役員(20-50代、男性中心)
・コーチ、各地に1~2名(10代~40代)不在地域もあり
・学校教員(主に体育教員)
活動対象者
・選手(10~30代、小中高生、大学生、社会人)、コーチ
5)活動使用言語
シンハラ語
6)生活使用言語
シンハラ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:配属先の要望
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:現地指導者のレベルに合わせて
(競技経験)10年以上 備考:指導対象者のレベルに合わせて
[参考情報]:
・大学野球以上の競技経験があること
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はアネックス(大家家族と同一敷地内にある離れ、あるいは2階建ての1階部分など)になる可能性が高い。
野球の普及活動が主な活動であるが、コロナ感染状況によって巡回先を限定するなど活動範囲に制限を設ける場合がある。