2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06622B06)
募集終了

国名
スリランカ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ルワンプラ教員養成大学

3)任地( ラトナプラ県カハワッタ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は2000年に設立された公立学校(日本の初等・中等教育に相当する学校)の教員を養成するための全寮制の3年制大学であり、現在500名の学生が在籍している。教員養成課程には、シンハラ語、小学校教育、ICTの3つがコースが設置されており、3年次には1年間の教育実習が行われる。小学校教育コースでは、20名の講師が小学校教員を目指す150名の学生に対して主科目であるシンハラ語、算数、仏教、英語、ERA(道徳観や文化等を含む環境関連の総合科目)に加え、保健体育、芸術、教育心理学などを講義・実習を通じて教えている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の初等教育は無償で提供され、就学率も90%と高い水準ではあるが、学校の授業が知識詰め込み型教育となっていることや教材等の質の向上が依然として課題に挙げられている。現状に対し、体育、音楽、図工などの実技指導の促進やICTを活用した授業の展開、アクティブラーニングを取り入れた授業手法の提案によってより豊かな情操教育を導入することに期待が寄せられ、本要請に至った。JICA海外協力隊には、これらの指導を教員養成校の講師と協働で行うことで、将来小学校教員となる学生たちの授業実践手法の充実化に貢献することが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

小学校教育コースに在籍する学生を対象に、同僚講師とともに以下の授業実践手法の提案と指導を行う。
1.体育、音楽、図工の実技指導を促進する。
2.講義や教育実習の場で、アクティブラーニングの導入に向けて助言を行う。
3.ICTの活用など教材教具の作り方をサポートする。
4.小学校にて行われている3年次の教育実習を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

学校施設(グランド、図書館、ICTルーム)、電子ボード、事務用品一式、教師用指導書及び児童用教科書、運動用具

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚:
学校長 40代、女性(院卒)
初等教育課程専任講師6名(大学-院卒、32-45歳、実務経験5‐10年以上)

活動対象者:
小学校教育コースの学生150名(20歳-25歳)

5)活動使用言語

シンハラ語

6)生活使用言語

シンハラ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(女性) 備考:80%の学生が女性であるため

[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚教師の学歴に準ずるため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:指導に必要な為

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

コロナ感染状況次第では、スポーツの練習時間の短縮や実施方法に制約がなされる場合がある。
住居は構内の大学教員用の宿舎、または近隣の住宅(大家家族と同一敷地内にある離れ、あるいは2階建ての1階部分など)の予定。