要請番号(JL06623A04)
募集終了
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ラジャラタ大学
3)任地( アヌラーダプラ県ミヒンタレー ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1996年の設立以来、人文社会科学部、経営学部、応用科学部、農学部、医学関連領域科学の学部を有する職業能力開発に重点を置く地方国立大学である。人文社会科学部言語学科の卒業課程には、TEF(観光学/環境学/外国語学)と呼ばれる単位取得課程があり、観光学と外国語がセットとされている。学生は観光学・環境学・日本語・フランス語・英語の中から3つのコースを選択でき、日本語選択者は3年間日本語の四技能(聞く・話す・読む・書く)の向上を目指す。同日本語コースは初級から勉強できるコースとなっており、日本大使館の草の根文化無償資金協力によりLL教室が設置されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の高等教育機関における日本語教育は、国際交流基金の専門家が常勤しているケラニア大学、JICA海外協力隊が長期にわたり派遣されてきたサバラガムワ大学、2022年に新設されたスリジャヤワルダナ大学にて行われている。近年、日本語学習者の大幅な増加と日本への就労を目指す若者が多くいることから、スリランカ政府が日本語人材の育成に重点を置いている。このような背景から本学の日本語コースへの支援が要請され、JICA海外協力隊には、学生指導、同僚講師への助言、カリキュラムや教材の質の向上に向けた提案、日本文化やマナーの紹介等が求められている。また、日本語教師が組織する日本語教師会の定例会にも参加し、情報共有や様々なイベントの支援も行う。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
大学関係者、現地日本語講師と協議しながら、以下の業務を中心に活動を行う。
1.学生と同僚講師の聴解と会話能力の向上を目指して、日本語クラス(N2~N4レベル)で授業を行う。
2.試験問題の作成・採点を行う。
3.同僚講師の指導技術の向上に協力する。
4.日本語教師会の活動を支援する(2か月に1回程度)。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本語教材『まるごと(かつどう)』、『まるごと(りかい)』、LL教室、コンピューター機器、事務用品、教室及び設備
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:
学科長 (50代、男性)
常勤講師 (30代、女性、JICA現地語学訓練シンハラ語教授経験有)
非常勤講師(20代、女性)
活動対象者:
学生95名、同僚講師
5)活動使用言語
シンハラ語
6)生活使用言語
シンハラ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:(女性) 備考:学生の98%が女性のため
[学歴]:(大卒) 備考:活動場所が大学であるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導に必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(22~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイになる可能性が高い。