2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06623B09)
募集終了

国名
スリランカ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ペラデニヤ大学

3)任地( キャンディ県ペラデニヤ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1942年に設立された歴史がある大学である。現在は11,000人の学生が在籍しており、文学部、工学部、農学部など9つの学部を有する。2013年にスリランカ日本研究センターが設置され、毎年両国間で学術交流がなされている。2019年には文学部古典言語学科の選択授業の1つに初級日本語(全学共通科目・3単位)が加わり、今までに470名が受講している。また、2021年より日本の開発経験をその歴史などから学ぶことで日本への理解を深めるための短期集中講座(JICAチェア)が2年連続で開催され、約500名もの学生が受講したことから当大学と日本との結びつきは強く、学生の日本への関心も高まっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では現在4つの高等教育機関において日本語教育が行われているが、当大学の日本語の授業は、全学部生に開かれた比較的新しくできたものである。主に日本への留学を希望する学部生向けに開講されているが、将来的には、日本の大学院への進学や理系の高度人材として日本での就職を目指す学生を対象とした授業の提供も検討している。このような背景により、当大学から日本語の授業への支援が要請され、JICA海外協力隊には、学生指導、同僚講師への助言、教材や授業の質の向上に向けた提案、日本文化やマナーの紹介等が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

大学関係者、現地日本語講師と協議しながら、以下の業務を中心に活動を行う。
1.学生と同僚講師の聴解と会話能力の向上を目指して、日本語クラス(初級)のサポートを行う。
2.同僚講師の指導技術の向上に協力する。
3.大学やスリランカ社会のニーズに応じた実践的なテーマを授業に導入することで授業内容の質を高める。
4.同国の日本語教師会の定例会にも参加し、情報共有や様々なイベントの支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

日本語教材『まるごと(かつどう)A1』、『まるごと(りかい)A1』、教室、事務用品、マルチメディア、プロジェクター、スクリーン、電子ボード

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚:
学科長 (40代、女性)
常勤講師 1名(現在非常勤講師が担当しているが、常勤講師雇用予定)
活動対象者:
(学期毎)50-200名の学生、現地日本語講師

5)活動使用言語

シンハラ語

6)生活使用言語

シンハラ語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(女性) 備考:配属先の要望

[学歴]:(大卒)人文科学 備考:活動場所が大学であるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導に必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居はホームステイになる可能性が高い。
・日によっては、1日1~3時間ぐらいの停電が発生する。