2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06623B11)
募集終了

国名
スリランカ
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

女性・児童・社会エンパワーメント省

2)配属機関名(日本語)

ケタワラ・レウラ障害者職業訓練センター

3)任地( キャンディ県アンピティヤ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、全国に9カ所ある障害者のための職業訓練校のうちの一つでキャンディ市内からバスで20から30分の距離に位置し、知的障害、聴覚障害、言語障害、学習障害、身体障害など、さまざまな障害がある人々を受け入れている。コースは自動車整備、オートバイ・三輪車の修理、車の塗装、溶接、木工、旋盤作業の全6コースでそれぞれ2年間の独自カリキュラムによるトレーニングを行っており、その後、6か月間のOJTプログラムが実施されている。スタッフは、6名の講師を含む22名で、学生は16 35歳の62名がそれぞれのコースを受講しており、ほとんどの学生は、同校の敷地内にある宿泊施設に滞在し、授業に参加している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

自動車整備コース(2年制)には、2023年2月現在21名の身体障害のある学生が在籍し、これを1名の教員が担当している。授業では、整備工場に関する基礎知識、車両部品の確認、エンジンや車体に関する知識、メンテナンスとサービスなどを指導している。また、授業は月曜から金曜日までで、朝8:30から16:15まで行われている。現在、このコースを担当する教員は同国の認定するNVQLevel4の習得者で自動車整備に関する指導力はあるが、それぞれ障害の程度が違う学生に対してその障害に合わせた指導や安全対策に関して共に考えてアドバイスしあえる人材を必要としており、JICA海外協力隊への要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と協力しつつ以下の指導や支援を行う。
1. 自動車整備の指導補助を行いながら、学生それぞれの障害に合わせた指導や安全対策について同僚教員と共に考える。
2. 障害者が理解しやすいテキストの作成や教材開発を支援する。
3. 放課後の課外活動(スポーツやレクリエーションなど)やイベント運営を支援する。
4. 自身の能力や経験に応じて、他のコースに関しても可能な範囲で支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、カットモデル(クラッチ、マニュアルトランスミッション、ディファレンシャル、ブレーキ等)、工具一式

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先上司 男性52歳 経験22年 ソーシャルワーカー資格
カウンターパート 男性36歳 同校での経験4年 自動車学校卒(4年)
同僚教員6名

同コース学生数21名

5)活動使用言語

シンハラ語

6)生活使用言語

シンハラ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚の教育水準と合わせるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:学校での実習指導となるため

[参考情報]:

 ・自動車整備士としての実務経験3年必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はホームステイになる可能性が高い。
日によっては、1日1~3時間ぐらいの停電が発生する。