2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06625A01)

国名
スリランカ
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・高等教育・職業教育省

2)配属機関名(日本語)

ブーサ職業訓練センター

3)任地( ゴール県ブーサ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、地域の若者が就職に必要な技術を習得することを目的に2016年に設立された職業訓練センターである。自動車整備、板金・塗装のコースを開講しており、訓練生約120名と講師5名が在籍、年間予算は約150万円。自動車整備コースでは、国家資格(NVQ Level4)の取得が可能であり、卒業生は自動車のディーラーや整備会社へ就職している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

自動車整備コースは、メカニックとして身に着けるべき基礎知識の習得が可能となるよう、実習主体のカリキュラムを取り入れている。(座学2割:実習8割を目指しているが2025年2月現在は実習が6割程度)。最近では、スリランカ国内で急増しているハイブリッド車関連の授業も導入されているが、十分な故障診断技術・知識を持つ講師がいないため、実習内容が限定的になる等の課題を抱えている。この様な背景から、実習の充実化および同僚教員へのハイブリット車関連知識や整備方法の共有、加えて授業のサポートを強く希望しており、今回の要請に至った。2025年2月現在、自動車整備の隊員が1名活動中である(2026年2月まで)。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.同僚講師と協力して、自動車整備コースの実習指導を行う。
2.同僚講師へ自身が持つハイブリッド車の故障診断・整備に関する技術を共有する。
3.ハイブリッド車以外の整備コースへの指導助言、コース内容の見直し等へのアドバイスを行う。
4.可能な範囲で5Sを導入し、実習場および倉庫等の環境整備(整理整頓)を同僚・訓練生と共に行う。
*エンジン教材ではガソリンエンジンはキャブレータでポイント式、ディーゼルエンジンは分配型インジェクションポンプが使用されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

実習用ハイブリッド車(トヨタプリウス) 1台、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、カットモデル(クラッチ、マニュアルトランスミッション、ディファレンシャル、ブレーキ等)、工具一式

4)配属先同僚及び活動対象者

校長(男性、40代)
同僚4名(20-50代)
うち自動車整備科の講師は2名(男性、30代と50代)

主な指導対象者: 自動整備コース 40名(16歳~25歳)

5)活動使用言語

シンハラ語

6)生活使用言語

シンハラ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚の教育水準と合わせるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:ハイブリット車の指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居はホームステイになる可能性が高い。
JICA海外協力隊の世界日記
配属先職業訓練校の場所