2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06625A05)

国名
スリランカ
職種コード 職種
G183 幼児教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
13代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

北西部州政府

2)配属機関名(日本語)

幼児教育局(サクラモデル幼稚園)

3)任地( クルネーガラ県クルネーガラ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は州内にある1248の幼稚園を管轄する幼児教育を主管とする部局である。幼稚園の登録、幼稚園教諭への助成金の支給、カリキュラムの策定、教員研修の実施、幼稚園教諭トレーニングカレッジ付属幼稚園(サクラモデル幼稚園)での幼稚園教諭のためのディプロマ(保育者資格取得)コースの運営などを行っている。JICA海外協力隊は1980年代から断続的にこれらの取り組みに対する支援を行っており、これまでに11名の派遣実績がある。モデル幼稚園には、現在10名の幼稚園教諭と120名の園児、150名のディプロマコースの学生が在籍している。2025年2月現在、1名の隊員が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

州内の幼稚園は、配属先であるサクラモデル幼稚園とセイキモデル幼稚園(クリヤピティヤ)以外は全て私立で小規模なものであり、保護者からの読み書き・算数・英語への要望が高いことから、それらの勉強を教える教師指導型の園が多く、安全・衛生・遊び・運動を軽視している傾向にある。モデル幼稚園のディプロマコースでは、遊びの選択など幼児を主体とした幼児教育を実践できる幼稚園教諭の養成を担っているが、コースのカリキュラムや指導法は不十分である。JICA海外協力隊には、幼児への直接指導を通して幼稚園教諭へ経験を共有し、日本式の指導方法をディプロマコースの学生へ紹介することが求められている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同僚と共に以下の活動を行う。
1.モデル幼稚園で幼児への直接指導を通して幼稚園教諭へ経験を共有する。
2.ディプロマコースの授業を支援する。
3.幼稚園教諭や保護者向けのワークショップを実施する。
4.他地域に派遣されている幼児教育隊員と連携して教材作成や講習会を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

幼稚園施設、幼児用遊具(屋内外)、楽器(太鼓等)、オーディオ機器

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
モデル幼稚園 園長(40代、女性)
活動対象者:
モデル幼稚園の園児 約120名、幼稚園教諭10名、ディプロマコースの学生150名、地域の幼稚園教諭

5)活動使用言語

シンハラ語

6)生活使用言語

シンハラ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(幼稚園教諭)
    (保育士)

[性別]:(女性) 備考:現地の習慣による

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教諭への助言も含まれるため

[参考情報]:

 ・保育士(幼児クラス経験必須)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居はホームステイになる可能性が高い。
JICA海外協力隊の世界日記
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