2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06625A31)

国名
スリランカ
職種コード 職種
G183 幼児教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

北中部州政府

2)配属機関名(日本語)

北中部州幼児教育開発局

3)任地( アヌラーダプラ県アヌラーダプラ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

北中部州幼児教育開発局は、アヌラーダプラ県とポロンナルワ県の幼児教育を主管する部局で、2005年9月に設置された。当局には29人の幼児教育担当官が幼稚園の登録、幼稚園教諭への助成金の支給、幼稚園の巡回指導、教員研修、カリキュラム策定などを行っている。現在、幼稚園1,375園、幼稚園教諭2,400人、園児約31,500人が登録されている。設立から2019年までの間、セーブ・ザ・チルドレンの支援を受け29か所の幼稚園で教師研修が実施された。同配属先へのこれまでの派遣実績は1名である。2025年2月現在、他の地域で2名の幼児教育隊員が活動を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では近年、幼稚園教諭の資格取得を必須とする動きがあり、そのためのディプロマ(保育者資格取得)コースがあるが、その内容は不十分である。また、教員研修による教諭の質の向上が急務となっている。配属先では遊びを通して幼児の発達を促すカリキュラムの作成や幼児を主体とした幼児教育の推進をするなど幼児教育の質の向上を目指しているが、現状は保護者からの強い要望である読み書き・算数・英語を教師中心型で進めている幼稚園が大多数であり、安全・衛生・遊び・運動は軽視されている傾向にある。そのため、保護者への啓発活動や日本で行われている指導法の紹介がJICA海外協力隊に求められている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同僚と共にアヌラーダプラ地域にて以下の活動を行う。
1.幼稚園を巡回し、遊びや運動を通した学びなどの指導法を幼稚園教諭と幼児教育担当官へ紹介する。
2.基礎的保育技術などのワークショップを幼稚園教諭向けに実施する。
3.子どもの発達段階に合わせた遊びの重要性に関する意識向上のための取り組みを保護者に行う。
4.他地域に派遣されている幼児教育隊員と連携して講習会の実施や教材の作成や配布を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

幼稚園施設、幼児用遊具(屋内外)、玩具、オーディオ機器

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
局長(50代、男性)
カウンターパート:幼児教育担当官 (30代、女性)
幼児教育担当官(20-30代、約29名)
活動対象者:
巡回先園児350名、幼稚園教諭25名、保護者

5)活動使用言語

シンハラ語

6)生活使用言語

シンハラ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(幼稚園教諭)
    (保育士)

[性別]:(女性) 備考:現地の習慣による

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教諭への助言も含まれるため

[参考情報]:

 ・保育士(幼児クラス経験必須)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(22~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居はホームステイになる可能性が高い。
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