要請番号(JL10619B03)
募集終了

・2020/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・医療サービス
2)配属機関名(日本語)
ランバサ病院
3)任地( バヌアレブ島ランバサ町 ) JICA事務所の所在地( スバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ランバサ病院は、バヌアレブ島を中心としたフィジー国北部地域の中核総合病院として一般外来、専門外来、内科、外科産婦人科他各種診療科、小児疾患外来、栄養科(栄養科、厨房)、薬局、管理事務所を有している。病床数180床、医師約50名、看護師約150名、外来患者は1日約200名~300名、そのほかスタッフ約200名である。過去に医療機器の隊員が2代にわたって派遣された実績がある。2代目の隊員(2017年9月まで)は5S活動への支援も実施していた。なお、病院に対する外国援助としては、各国からの医療機器提供や、韓国政府による建物の供与などの実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィジーの保健政策は、基本的な医療サービスの充実、より質の高い医療サービスの提供、保健医療システムの強化を重点課題としており、生活の質の向上に繋がる質の高い医療サービスの提供に取り組んでいる。2012年にフィジー保健省が独自で5S-KAIZEN-TQMのアプローチを導入し看護人材へのトレーニング等の取組を実施しているが、5S-KAIZEN-TQMに関する知識の不足、人材面のリソース不足やモチベーションの低下等の課題を抱えている。そのためJICAは2019年から「5S-KAIZEN-TQMによる保健サービスの質の向上プロジェクト」を実施し、より効果的・効率的な5S-KAIZEN-TQMの活動運営による病院マネージメント強化への協力を行っている。現場で形成されている5S-KAIZEN-TQMチームへの支援により実施体制構築と持続性の確保への支援が期待され、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の5S-KAIZEN-TQMチームの一員として院内のパイロット部署のスタッフと協働で、以下の活動に取り組む
1パイロット部署において5S活動-整理・整頓・清掃・清潔・躾の定着による業務活動の改善支援を行う
2.院内研修の支援を行う
3.院内のモニタリング評価への支援を行う
4.病院の.5S-KAIZEN-TQMチームの定期的な会合や院内における啓発活動への支援を行う
5.他の同職種隊員と情報共有を行い、効果的な5S-KAIZEN-TQMの機能強化や持続的な活動対策に向けて協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
マニュアル、啓発資料、執務机、コピー機、他一般執務用具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:リスクマネージャー(女性、40代)※C/P、医療技師(男性、40代)、感染症対策オフィサー(男性、30代)、在庫管理オフィサー(男性、30代)、歯科医(男性、30代)
活動対象者:女性病棟スタッフ、外来専門(SOPD)スタッフ、倉庫管理スタッフ他院内スタッフ
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:医療従事者への指導のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:病院勤務経験者
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に、同性のJVと2人もしくは3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。