2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10621A12)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
B131 廃棄物処理
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

地方行政・住宅・環境省

2)配属機関名(日本語)

スバ市役所保健課

3)任地( スバ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同市はフィジー国の首都で人口は約10万人であるが、平日の生活人口は20~30万人の規模である。同市の保健課は、ごみ処理事業(ごみ収集サービス)やレストランなどにおける食品衛生、排水に関する苦情処理、公衆衛生全般に関わる啓発活動などを行っている。市役所の年間予算は15百万ドル、そのうち保健課の予算は約3百万ドル。長期・短期の環境教育隊員が2007年から活動している。日本大使館の草の根無償によりマーケットコンポストセンターが建設されている。なお、2018年3月には廃棄物処理隊員の支援によりスバ市の廃棄物削減マスタープランが完成された。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同市は市街から排出される多くの廃棄物を、近隣のナンボロ処分場へ運搬し処分している。これに係る事業経費が財政を圧迫しており、廃棄物の削減が喫緊の課題となっている。これまでの環境教育隊員の活躍により、野菜市場から排出される廃棄物をコンポストとして商品化するほか、ホームコンポストの普及、縫製工場から捨てられた布きれを再利用したエコバッグの販売など、多岐にわたる試みがなされ、徐々に定着しつつある。環境局が策定した廃棄物削減戦略に沿ってスバ市の廃棄物削減マスタープランも策定され、この廃棄物削減マスタープランに沿って展開される事業の実施支援が期待されたため、JICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 廃棄物の管理・減量化のための廃棄物削減マスタープランの実施に同僚スタッフと共に取り組む。
2. ゴミ減量化の手段として、各家庭や野菜市場から出る生ゴミのコンポスト化を促進し定着に向けた支援を行う。(野菜市場から排出される廃棄物のコンポスト作成の効率化や、販売ルートの拡大推進支援、ホームコンポストの普及)。
3. 5Rの推進の啓蒙および普及活動を支援する。
4. 近隣の行政機関へ派遣されている環境教育隊員や、JICAプロジェクトとも連携し、上記の活動を推進する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC (WINDOWS7、OFFICE2010)、プロジェクター・スクリーン

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:保健課長(男性/50代後半)、係長級(男性/50代)、環境担当官(男性/40代後半)
同じ係の職員2人(男性/30代前半・20代)、ほか職員約20名(男性・女性20代~50代)

活動対象者:スバ市民

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先が示す条件

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務に必要な経験

[参考情報]:

 ・廃棄物処理の実務経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

※政府・配属先から提供される住居に同性のJV等と2、3人で同居となる可能性がある。生活使用言語としてフィジー語、ヒンディー語が分かると便利である。