要請番号(JL10622A01)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
商業・貿易・観光・運輸省
2)配属機関名(日本語)
フィジー国立大学 フィジー海事アカデミー
3)任地( スバ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フィジー国立大学は農林水産、ビジネス観光、科学技術、教育、薬学看護医療の5つ学部、および研修センター、海事アカデミーを有する。アカデミーは1970年に海事学部として設立され、2014年に運営がスリランカの学校に移管された際、名称を「フィジー海事アカデミー」と変更した。フィジー唯一の海事教育機関であり、国際基準に準拠した教育訓練を実施している。海洋科学、船舶機関、造船の学科があり、履修期間は2年半であるが、短期コースも多く開講しており、学生は各修了証を取得することができる。近隣島嶼国からの留学生も多い。HP:https://www.fnu.ac.fj/fiji-maritime-academy/(未開講コースもある)
【要請概要】
1)要請理由・背景
島嶼国のフィジーは、近隣大洋州諸国への主要な生活物資輸送を中心に、海運サービスのハブ地点となっている。そのため、同国および近隣島嶼国では、これらの海運サービスを提供する貨客船の維持や管理、漸増する需要に対応するための造船ニーズが高い。同アカデミーには、最新のシミュレーターやソフト等の設備は充実している一方、船舶維持管理、造船分野の人材、キャパシティ不足が深刻である。将来の船舶維持管理を担う人材育成が必要であることから、JICA海外協力隊の要請に至った。実習室には1980年代後半にJICAより供与されたエンジンのほか、基本的な実習用機関があり、これらを活用した技術指導が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
船舶機関の講師とともに、以下の活動を行う。
1.ディーゼル機関の維持管理に係る技術的指導の補佐を行う。
2.同僚講師および学生への船舶機関に関連する知見を共有する。
3.オンライン授業に係るカリキュラムの作成を支援する。
4.同アカデミー全体に対し、書類の作成、顧客サービス等、仕事の質の向上に関する助言を行う。
また可能な範囲で下記の活動が期待されている。
・航海計器(電子機器)の使用に関する技術的指導 ・整理整頓(5S)の推奨
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
エンジンおよび補機、配電盤、海洋シミュレーター等
学内の教室、実習室、図書室
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
・アカデミーCEO(40代男性)
・配属先講師:30代~60代 30名(うち5名女性)
【活動対象者】
同僚講師30代男性、同アカデミー学生
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:高等教育機関での指導
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先からの要望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)