2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10622A03)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
G215 学芸員
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・遺産・芸術省

2)配属機関名(日本語)

フィジー博物館

3)任地( スバ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

フィジー博物館は1955年に設立され、文化財の保護と管理、教育、研究機関としての役割を担う、国内唯一の国立博物館である。現在は「2019-2028計画」に基づいて運営されており、4つの部門(施設管理部、財務部、教育・展示・プロモーション部、考古学・官報部)を有し、歴史的、文化的に重要な海事コレクション、陶磁器、装飾品、工芸品、楽器、絵画など1万点以上の収蔵品、約1万点の写真を所蔵している。また、大洋州やフィジーの文化と歴史に関する貴重な資料を保管する図書館も併設されている。2020年の年間予算は約7000万円。JICA本邦研修(博物館学)に参加した3名のうち、2名の職員が在籍している。HP:http://fijimuseum.org.fj/

【要請概要】

1)要請理由・背景

フィジーの遺産・文化財保護、企画展の開催、学校向けの学習活動プログラムなど、国内で重要な役割を持つ博物館であるが、限られたスペースの中で展示物の整理や展示の工夫が必要とされている。フィジーには博物館学や考古学を専門的に学ぶ機関がないため、スタッフは学芸員の資格を有しておらず、業務は経験のみに基づいているのが現状であり、3か月の本邦研修を受講した職員がいるものの、十分ではない。魅力ある展示の工夫、歴史資料や収蔵品の整理、収蔵品保管環境の改善等の課題を抱えており、より魅力的な博物館にするための企画や提案等への協力が期待され、協力隊の要請に至った。コロナ禍では閉館していたが、2022年3月にリニューアルオープン。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先と協議し、主に教育・展示部門において以下の活動に取り組む。
1.収蔵品・歴史資料の保管・管理に関する助言・指導を行う。
2.木材工芸品や収蔵品の修理や保管に関する知見を同僚スタッフと共有する。
3.魅力的な博物館にするための企画展示の提案や展示方法の改善について助言する。
4.博物館が所蔵する文化財や資料等のデジタル化、データベース化に協力する。
5.小中学校からの訪問時に対応するため、学習プログラムの内容改善や文化財保全に関する理解促進への支援を行う。
その他、ミュージアムショップの活性化への助言や、同僚スタッフの学芸員としてのスキルアップに協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、コピー機、その他事務機器

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
・館長(男性、40代)、マネージャー(男性、40代)
・部門スタッフ(男性1名、女性2名、いずれも30~40代)
【活動対象者】
博物館スタッフ、学校の児童・生徒、来訪者

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(学芸員)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚の経験年数が長いため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】